鋼構造物疲労きれつ検知システム破断検知線溶接部ヘルスモニタリングクラックパトロール
早期・確実・安価に検出するき裂センサー
鋼橋梁の維持管理において、亀裂(き裂)の監視は、足場を組んだり高所作業車などを用いて、近接目視による調査を行なっていましたが、「クラックパトロール」は無線ICタグを橋梁の各所に配置し、定点記録をデータ管理、遠方から監視が可能になりました。これにより、鋼道路橋や鋼鉄道橋の疲労き裂による重大事故を未然に防ぐことが可能です。
●NETIS登録済:登録No.CB-090007-A
PDA(携帯情報端末)でデータを受信し、疲労き裂発生の有無を確認、現場の目視点検が効率化できます。
目視点検で発見した疲労き裂の進展監視に活用できます。
無線ICタグ基板(ボタン電池を使用した場合) | |||||||
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ICタグに設置したLED(発光ダイオード)は、疲労き裂情報を発光で表示します。 視認性の高いLEDを使用し、点検者が現場でLEDを目視して疲労き裂情報を確認できます。 |
無線ICタグから送信された疲労き裂情報を専用PDA(携帯情報端末)
もしくは専用アンテナを付属したパソコンで受信し画面で確認できます。
送信距離は約30mです。外桁の外面に設置した無線ICタグからの送信を路面上で受信できます。
通信距離確認試験
@.水平距離試験
無線ICタグと受信機を地上約50cmに設置して水平距離を計測
A.路面上での通信試験
外桁の外側に設置した無線ICタグを鋼床版路面上の路肩(高欄の外へアンテナを出す)で受信可能
※通信距離は架設地点の外部ノイズの影響や周辺の状況により変動する場合があります。