地鉄の名駅舎 北陸アルペンルート旅16 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

釜ヶ淵駅から次の列車に乗って岩峅寺駅に戻ってきました。
ここでゆっくり岩峅寺の駅訪問としましょう。

岩峅寺駅は富山県営鉄道の駅として大正10年に開業した駅です。
駅舎に左にある看板のとおり「雄山神社前立社壇(おやまじんじゃまえだてしゃだん)」という立山信仰の拠点となったお宮の最寄り駅となっています。
駅舎が神社風なのは,そのためです。
現在では,富山地方鉄道を代表する名駅舎のひとつとなっています。
 
正面入口です。
屋根は,見事に弧を描き,使われている材木にも装飾が施されており風格を感じるものとなっています。
 
駅前です。
駅前は農協となっています。駅を出るとすぐに道路になっていて駅前広場は広くありません。
この農協,かつてはスーパーマーケットも設置されていたようで「くみあいマーケット」の文字が残っています。
 
その左手には駐車場と農協倉庫。
農協の倉庫もあります。
富山地鉄でも,かつては貨物輸送を行っていたのでしょう?国鉄の駅のように,駅前にはこうやって農業倉庫がありました。
 
では駅舎に入ってみます。
有人駅です。
改札口にはカードリーダーが設置されているのはいまどきですが,その右側には,木製のラッチが残されています。
それもブースが2カ所,この駅が,どれだけ利用者が多かったのかが分かります。
 
出札窓口です。
比較的新しく見えましたが,造りや業務部分は,古いままのようです。
 
ベンチです。
岩峅寺駅は,複数の映画のロケにも使われるほど知名度が高い駅で,そのときの撮影の様子などの写真が飾られていました。
 
さて,折り返しの列車がやってきたようです。
実は,いったん岩峅寺駅に戻ってきたのは,時間調整と,この駅舎の訪問時間を確保するため,さっき行ったばかりの釜ヶ淵方向に再び戻ります。
再び戻ってくるときは,この岩峅寺駅は通り過ぎてしまうので,名残惜しいですが,この名駅舎ともこれでお別れです。
 

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