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京都府与謝郡与謝野町にある「加悦SL広場」。
ここを運営する宮津海陸運輸は、同広場を2020年(令和2年)3月31日(火)を最後に閉園すると正式発表。
同広場は、かつてこの地を走っていた旧・加悦鉄道ゆかりの蒸気機関車、気動車など27両を展示。
一部の車両は、動態保存車として動く状態で保存され、イベント時には同広場内の線路を、歴史的車両が走行していた。
車両や施設が老朽化し、資金難等もありメンテナンスが追いつかないため閉園することに。
●本記事は、2015年(平成27年)5月5日(火)に「加悦SL広場」を訪れた際の記録を若干再編集した、再掲記事です。
京都丹後鉄道・与謝野駅(旧 野田川駅)から、午前11時46分発の丹海バス(丹後海陸交通)に乗車。
バスはのどかな加悦谷の田園風景の中を走行。
かつてここには、加悦鉄道(かやてつどう)という小さなローカル私鉄が存在した。
途中の与謝野町役場加悦庁舎バス停。
バス停前には、加悦鉄道資料館(本物の旧・加悦鉄道 加悦駅舎)があるが、今回は時間の関係で素通り。
路線バスに揺られること約30分、昼12時19分「SL広場西」で下車
ここから、のどかな田園風景の中を歩くこと約5分
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「加悦(かや)SL広場」へ。
このSL広場、
元々は加悦鉄道の加悦駅構内にあったが、路線廃止後しばらくして駅跡周辺の開発のため、現在の大江山ニッケル鉱山内の大江山貨物駅跡へ移転。
駐車場入口の頭上には素敵なアーチ
加悦鉄道 加悦駅舎を復元(本物は前述の役場前で保存)した「駅舎・展示室」。
こちらが、加悦SL広場のエントランス。
2015年(平成27年)5月4日・5日に開催された
「初夏の加悦鉄道まつり」
宮津海陸運輸(元 加悦鉄道→カヤ興産)と加悦鐵道保存会の共催。
ゴールデンウィーク(初夏の加悦鉄道まつり)と、11月上旬(周年祭)には、1985年(昭和60年)の廃線まで、かつてこの地を走っていた加悦鉄道の本物の車両が復活。SL広場内を「再現列車」として走行。
動態保存車両 気動車キハ101
1936年(昭和11年)日本車輌製造製
給水塔とガソリン計測器。
HOナローゲージ鉄道模型などでしか見られなくなってしまった風景。
戦前製の骨董的車両に乗客
遠くに転車台(ターンテーブル)も見える。
懐かしい腕木式信号機
動態保存車両が特設線路・約120mを一往復。
運転台の前には荷台が付いている。
現役当時は、ここに荷物や乗客の自転車などを積載。
ディーゼルエンジンの排気ガス用の排気管は、屋根上ではなく床下にある。
現役当時のままのレトロな車内
運転台
運転台の右側にも乗客用の座席がある。前面の窓も全開でき、絶好の展望席。
昭和初期のアナログな運転台
これもタブレットの一種
初夏の陽気だったので、下降式の窓も全開
乗降用の木製手動ドア
本物の網で出来た「網棚」
車内の照明は白熱灯
この日はちょうど5月5日こどもの日だったため、車内には鯉のぼり
体験乗車の乗客たち。古い貴重車両のため、車両保全のため全員着席の定員制。
車両最前部にもロングシートがある。
約120mの線路を往復体験乗車
ボランティアの運転士が乗り込み発車
元 南海車両は食事・喫茶スペースとして活用
体験乗車はここで折返し。
国鉄時代、旧型客車を気動車に改造した、珍車・キハ08の姿も。
往復再現乗車はここで終わり。
転車台(ターンテーブル)と、今はもう動かない静態保存車両たち。
キハ101の荷台に荷物📦を積載し、当時を再現
やはり動く形での保存(動態保存)と、動かない展示物(静態保存)とでは、全く違う。
静態保存車両キハ08(左)と、動態保存車両キハ101(右)
こちらも動態保存車両。
1953年(昭和28年)森製作所製のディーゼル機関車DB201と、1916年(大正5年)名古屋電車製作所製の客車フハ2
このディーゼル機関車と客車は、この日は午前中に運転。
午後はキハ101にバトンタッチして休憩中。。
大正時代に製造された客車が動態保存で現役
★★当時の動画(YouTube)はこちら
↓↓↓↓↓
【さよなら国鉄特急色】381系特急こうのとり 福知山発車!
【前面展望①】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【前面展望②】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【後方展望】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【走行風景】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【走行風景】動態保存 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
★当時の記事はこちら
↓↓↓↓↓
いよいよ終焉 くろしおと国鉄色381系。特急はしだて号で京都から丹後地方へ【丹後の鉄道①】
京都丹後鉄道(旧 北近畿タンゴ鉄道)に乗る【丹後の鉄道②】
加悦谷に再現列車の警笛が響く【丹後の鉄道③】
加悦SL広場 国の重要文化財の蒸気【丹後の鉄道④】
京都丹後鉄道・与謝野駅(旧 野田川駅)から、午前11時46分発の丹海バス(丹後海陸交通)に乗車。
バスはのどかな加悦谷の田園風景の中を走行。
かつてここには、加悦鉄道(かやてつどう)という小さなローカル私鉄が存在した。
加悦鉄道(かやてつどう)は、京都府与謝郡野田川町(現・与謝野町)の丹後山田駅(現・京都丹後鉄道宮豊線与謝野駅)から、同郡加悦町(現・与謝野町)の加悦駅までを結んでいた地方私鉄。
地域の特産の丹後ちりめんを京阪神地区に輸送することを主目的とし、1926年(大正15年)開業。
ニッケル鉱石も輸送していたが、自動車の普及や、貨物輸送終了に伴い、加悦鉄道は1985年(昭和60年)5月1日全線廃止となった。
鉄道廃止後は、加悦鉄道は「カヤ興産」と改称し、2011年(平成23年)4月1日に宮津港運と合併し、現在は「宮津海陸運輸」となっている。
途中の与謝野町役場加悦庁舎バス停。
バス停前には、加悦鉄道資料館(本物の旧・加悦鉄道 加悦駅舎)があるが、今回は時間の関係で素通り。
路線バスに揺られること約30分、昼12時19分「SL広場西」で下車
ここから、のどかな田園風景の中を歩くこと約5分
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「加悦(かや)SL広場」へ。
このSL広場、
元々は加悦鉄道の加悦駅構内にあったが、路線廃止後しばらくして駅跡周辺の開発のため、現在の大江山ニッケル鉱山内の大江山貨物駅跡へ移転。
駐車場入口の頭上には素敵なアーチ
加悦鉄道 加悦駅舎を復元(本物は前述の役場前で保存)した「駅舎・展示室」。
こちらが、加悦SL広場のエントランス。
2015年(平成27年)5月4日・5日に開催された
「初夏の加悦鉄道まつり」
宮津海陸運輸(元 加悦鉄道→カヤ興産)と加悦鐵道保存会の共催。
ゴールデンウィーク(初夏の加悦鉄道まつり)と、11月上旬(周年祭)には、1985年(昭和60年)の廃線まで、かつてこの地を走っていた加悦鉄道の本物の車両が復活。SL広場内を「再現列車」として走行。
動態保存車両 気動車キハ101
1936年(昭和11年)日本車輌製造製
給水塔とガソリン計測器。
HOナローゲージ鉄道模型などでしか見られなくなってしまった風景。
戦前製の骨董的車両に乗客
遠くに転車台(ターンテーブル)も見える。
懐かしい腕木式信号機
動態保存車両が特設線路・約120mを一往復。
運転台の前には荷台が付いている。
現役当時は、ここに荷物や乗客の自転車などを積載。
ディーゼルエンジンの排気ガス用の排気管は、屋根上ではなく床下にある。
現役当時のままのレトロな車内
運転台
運転台の右側にも乗客用の座席がある。前面の窓も全開でき、絶好の展望席。
昭和初期のアナログな運転台
これもタブレットの一種
初夏の陽気だったので、下降式の窓も全開
乗降用の木製手動ドア
本物の網で出来た「網棚」
車内の照明は白熱灯
この日はちょうど5月5日こどもの日だったため、車内には鯉のぼり
体験乗車の乗客たち。古い貴重車両のため、車両保全のため全員着席の定員制。
車両最前部にもロングシートがある。
約120mの線路を往復体験乗車
ボランティアの運転士が乗り込み発車
元 南海車両は食事・喫茶スペースとして活用
体験乗車はここで折返し。
国鉄時代、旧型客車を気動車に改造した、珍車・キハ08の姿も。
往復再現乗車はここで終わり。
転車台(ターンテーブル)と、今はもう動かない静態保存車両たち。
キハ101の荷台に荷物📦を積載し、当時を再現
やはり動く形での保存(動態保存)と、動かない展示物(静態保存)とでは、全く違う。
静態保存車両キハ08(左)と、動態保存車両キハ101(右)
こちらも動態保存車両。
1953年(昭和28年)森製作所製のディーゼル機関車DB201と、1916年(大正5年)名古屋電車製作所製の客車フハ2
このディーゼル機関車と客車は、この日は午前中に運転。
午後はキハ101にバトンタッチして休憩中。。
大正時代に製造された客車が動態保存で現役
★★当時の動画(YouTube)はこちら
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【さよなら国鉄特急色】381系特急こうのとり 福知山発車!
【前面展望①】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【前面展望②】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【後方展望】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【走行風景】動態保存車 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
【走行風景】動態保存 加悦鉄道キハ101(初夏の加悦鉄道まつり)
★当時の記事はこちら
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