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合併後の「元新京成車」の扱いはどうなる? 京成に聞く 今後の将来も分析 

2025年2月22日(土) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

京成グループの一員である新京成電鉄は、2025年4月1日付で、京成電鉄に吸収合併されることが発表されています。

この組織再編は、経営資源の効率化や意思決定の迅速化などを目的として実施するもの。これまでの新京成線(松戸~京成津田沼間)は、4月1日以降は「京成松戸線」となり、京成の路線網に組み入れられることとなります。一方で、吸収合併時点では、運賃やダイヤの変更はないとのこと。少なくとも合併段階では、ロゴ表記や案内放送などが京成仕様に変わる以外、大きな変化はなさそうです。

とはいえ、これまで別々だった会社が一つになる以上、将来的には新京成だった路線、車両などに変化が訪れることは必至です。今回は、合併後に(元)新京成の車両がどのようになるのか、京成電鉄に取材。回答を得られなかった部分についても、独自の視点で分析していきます。

合併後の新京成車の扱いは?
合併後の新京成車の扱いは?

車両の塗装はどうなる? 運用は? 形式名は? 京成に今後の予定を聞く

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まずは、京成電鉄に対し、吸収合併後の元新京成車について、車両のデザイン、運用、形式名をどうするのかを聞きました。車両のデザインについては、「今後順次、京成仕様に変更していく予定ですが、終了時期は未定です」とのこと。N800形は3000形のようになり、80000形や8800形、8900形も、京成のよう

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