東武鉄道は6日、東上線池袋~寄居間の全線開通から、7月10日で100周年を迎えることを記念して、8000型1本を100年前の客車の色に塗装し運転すると発表しました。

8000型は、東上線系統では、東上線森林公園~寄居間と越生線で使われている車両です。同社は今回、2014年の東上線開業100周年時に「セイジクリーム」塗装としていた81111編成を、100年前の車両カラーをイメージした「ぶどう色1号」に変更し、7月13日から運転します。なお、車両の塗装は、100年前の正確な記録がないことから、文献などを参考にしたイメージカラーになるとしています。

運転開始日の7月13日には、森林公園検修区で同編成などを展示する撮影会ツアーが開催される予定。このほかにも、同社は東上線全線開通100周年記念企画として、スタンプラリーの開催、「東上線1日フリー乗車券」や記念乗車券、グッズの発売を発表しています。