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近鉄、大阪・京都~奈良間を結ぶ観光特急「あをによし」を導入

2021年10月8日(金)14時31分

近畿日本鉄道は8日、観光特急「あをによし」を導入すると発表した。

「あをによし」外観イメージ
「あをによし」外観イメージ

「あをによし」は、大阪~奈良~京都間を結ぶ観光特急列車。列車名の「あをによし」は、世界遺産や国宝が数多く存在する古都・奈良にかかる枕詞で、都の美しさをイメージしたという。使用車両は、既存の12200系4両編成1本をリニューアル。正倉院の宝物をモチーフとした天平文様などのデザインを用い、古都・奈良をイメージさせる内外装とする。

座席は、1・3・4号車に2人用の「ツインシート」、2号車に3~4人用の「サロンシート」を設置。座席数は84席とし、リニューアル前の約3分の1とすることで、「ゆったりとした移動空間」を提供する。また、2号車には販売カウンターを設け、専属アテンダントにより軽食や飲料等を販売する。

2人用の「ツインシート」(イメージ)
2人用の「ツインシート」(イメージ)
3~4人用の「サロンシート」(イメージ)
3~4人用の「サロンシート」(イメージ)
販売カウンター(イメージ)
販売カウンター(イメージ)

「あをによし」の運転開始日は、2022年4月29日。運転区間と本数は、大阪難波~近鉄奈良~京都間で1往復、京都~近鉄奈良間で2往復。週6日の運転を基本とする。詳細な時刻や料金については、改めて知らせるとしている。

2021年10月8日(金)14時31分更新

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