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渋谷キャストのXRプロジェクト「トリプルキャスト」が始動
バーチャルイベント「エアレース渋谷2022-2023」を開催します

~仮想空間・現実世界・拡張現実が連動する仕組みを渋谷に実装~

2022年12月12日

当社は、複合施設「渋谷キャスト」にて、仮想空間・現実世界・拡張現実の3つの領域を横断するプロジェクト「トリプルキャスト」(以下、「本プロジェクト」)を始動し、本プロジェクトの取り組みの一環として、VRプラットフォーム上でのバーチャルイベント「エアレース渋谷2022-2023」(以下、「本イベント」)を本日から開催します。

コロナ禍以降、非接触型の新しい生活様式の拡大とともに、仮想空間でコミュニケーションを行う「VR」「メタバース」や、仮想のコンテンツを現実世界に重ね合わせて表示する「拡張現実(AR)」など、XR市場は急速に拡大しており、昨今は都市のメタバース化や、都市空間内でのARコンテンツ体験などの取り組みが展開されています。そのような環境の中で当社は、さまざまなエンタテイメントが集積する渋谷において、XRをはじめとするデジタル技術の実装を進めてきました。また、多様な用途を兼ね備えたクリエイティブ活動の拠点である渋谷キャストは、デジタル領域で活躍するクリエイターとのコラボレーションなど、独自性のある企画を展開してきました。

本イベントでは、仮想空間上に再現された渋谷キャスト周辺エリアを飛行するエアレースゲームの体験(*1)ができ、対応するVRゴーグル機器をお持ちの方は無料で参加が可能です。また、仮想空間上のコンテンツだけでなく、渋谷キャスト現地でのエアレースの世界観を再現したフォトスポットの設置(*2)や、仮想空間内のエアレースの軌跡がスマートフォン越しに現実世界に表示されるAR体験の提供(*3)も順次行います。このように、仮想空間・現実世界・拡張現実の3層を活用・連動させ、リアル・バーチャル双方における体験価値の向上と施設の認知拡大を図ります。 *1・*2・*3について、開始時期が異なります。詳細は別紙をご確認ください。

また本プロジェクトは、現実の渋谷キャストのランドスケープデザインと監修を担当した建築設計事務所「NOIZ」と、さまざまな仮想空間やコンテンツの制作・開発を行う「VoxelKei」氏と、さらに、ARによるビジュアライゼーションを担う「DETOR」とのコラボレーションによって、仮想空間・現実世界・拡張現実での一貫性のある世界観を実現しました。本イベントでは、クリエイターとともにエアレースゲームを行う体験会などの企画も実施し、クリエイターとユーザーの交流を生み出す予定です。

当社は、エンタテイメントやクリエイティブ・コンテンツが街に集まり、公共空間などで展開され、それを楽しむ人々で街がにぎわうことを目指したビジョン「エンタテイメントシティSHIBUYA」を掲げています。今後も、本プロジェクトをはじめとして、「リアル」「バーチャル」両方の視点を持ち、都市空間の新しい使い方を提供することで、「エンタテイメントシティSHIBUYA」のさらなる進化を推進していきます。 

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