ニュースリリース

2021年03月02日

川崎鶴見臨港バス

光触媒コーティングによる抗菌・抗ウイルス対策を実施

お客さまにより安心してバスをご利用いただく環境を提供します

京急グループの川崎鶴見臨港バス株式会社(本社:川崎市川崎区、社長:田中 伸介、以下 臨港バス)では、ウィズコロナ時代にお客さまにより安心してバスをご利用いただける環境を提供するため、抗菌・抗ウイルス対策として、臨港バスの所有する全路線バス車両に光触媒コーティング剤を順次施工します。2021年3月2日(火)からコーティング済車両を運行し、3月末までに全車両(379両)に対策を完了する予定で、対策が完了した車両には、抗菌・抗ウイルスコーティング済ステッカーを掲出します。

今回使用するコーティング剤は、株式会社キャンディル(本社:東京都新宿区、社長:林 晃生)の光触媒コーティング剤「レコナ エアリフレッシュ」で、本剤をバス車内に噴霧し、抗菌・抗ウイルス空間を形成することで、新型コロナウイルスの感染拡大防止とバス利用に対する安全・安心感を醸成します。

なお本剤は、日本食品分析センターの試験により抗菌効果を実証済みであるほか、キャンディル、大和ハウス工業、奈良県立医科大学、MBTコンソーシアムとの4者共同検証により新型コロナウイルス感染症の病原ウイルスである「SARS-CoV-2」の不活化も検証確認済みであるなど、抗菌・抗ウイルス対策として高い効果が期待できるものです。

臨港バスでは従前から、お客さまへの感染予防の取り組みとして、従業員のマスク着用、出社時の体調確認、手洗い・うがい等を徹底しているほか、全車両5日に1回のバス車内の定期消毒作業の実施、換気扇の常時使用による約3分でのバス車内の空気を入れ替えなど、感染リスクの低減に努めております。

今回新たに光触媒コーティングを実施することで、ウィズコロナ時代にふさわしい安心空間を訴求し、これからもより快適にお客さまにバスをご利用いただけるよう、努めてまいります。

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コーティング作業の様子
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掲出予定ステッカー

光触媒コーティングによる抗菌・抗ウイルス対策について

実施時期

2021年3月

対象

臨港バス全車両 379両

施工内容

光触媒コーティング剤をバス車内全体(シート・手すり・つり革・握り棒・降車ボタン・天井・壁面など)に噴霧して、抗菌・抗ウイルス空間を形成

施工会社

株式会社キャンディル

光触媒コーティング剤について

品名 レコナ エアリフレッシュ
成分 アパタイト被覆二酸化チタン
効果 抗菌・抗ウイルス・消臭・防汚
  • 新型コロナウイルス感染症の病原ウイルス「SARS-CoV-2」の不活化確認済
  • 3年に1度のコーティング作業を推奨

(参考)

臨港バスの新型コロナウイルスの感染予防対策について

従業員について

  • 手洗い・うがい・アルコールによる手指消毒の励行
  • 従業員のマスクの着用を義務化
  • 運行管理者による健康管理のチェック

バス車内について

  • 窓開け、空調、換気扇による車内換気(約3分で車内の空気を入れ替え)
  • 定期的な車内消毒(座席・手すり・吊革等)を全車両5日に1回実施
  • お客様と運転士のソーシャルディスタンス

    最前列の座席使用中止

    飛沫感染防止のための運転席付近ビニールカーテン設置

(バス車内換気の仕組み)

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