ニュースリリース

2020年10月22日

都心部でありながら江戸の面影も残る北品川エリアで最後の古民家群を利活用!

複合施設「SHINAGAWA 1930」2020年冬オープン

品川の新しい"コミュニティ拠点"を開業し、利用者と地域間の交流創出や品川の新たな魅力発信を図ります

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、築90年の木造建築群をリノベーションし、異なる目的で訪れたさまざまな利用者の接点を生む、令和の時代の新しい「コミュニティ拠点」を目指す複合施設「SHINAGAWA 1930」(以下 本施設)を2020年冬にオープンします。

本施設周辺は、ビジネスマンを中心に多くの人が行き交い、当社線の1日平均乗降人員が約29万人の品川駅徒歩10分のエリアに位置しながら、かつて東海道五十三次の最初の宿場として栄えた品川宿にほど近く、本施設を含む周辺に点在していた木造建築はかつて「しながわ100景」に選ばれたことがあるなど、都心部でありながら江戸の面影も残る歴史ある地域です。

今回は全5棟のうち1棟を、国内外の企業や個人事業主、近隣にお勤め・お住まいの方、地方からの出張者などが利用できる「コワーキングスペース」に、1棟を、さまざまな本業を持つ店長たちが日替わりで店に立ち、交流の場とする「ソーシャルカフェ」として開業いたします。また、施設名称には、1930年(昭和5年)に建築されたとされる当施設の歴史を残すため、「1930」を取り入れました。

なお、本施設のコーディネートおよび運営は、多数のリノベーション事業を手掛ける京急グループの株式会社Rバンク(本社:東京都目黒区、社長:森 利明、以下 Rバンク)が行います。

京急グループは、本施設を通して、歴史ある品川エリアの新しい魅力発信と、利用者と地域間の交流促進による地域の活性化に努めるとともに、残りの3棟に関しても順次開発を検討してまいります。

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改修前
かつて「しながわ100景」にも選ばれた古民家
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外壁改修後の様子

複合施設「SHINAGAWA 1930」について

施設名称

SHINAGAWA 1930

オープン日

2020年冬(予定)

  • 棟によってオープン時期が異なります。

所在

東京都品川区北品川1丁目21番地

アクセス

京急線「品川駅」から徒歩10分、「北品川駅」から徒歩4分

構造

築90年・木造地上2階建て

延床面積 約457.33㎡(登記簿)

テナント詳細

ソーシャルカフェ/フリースペース

運営者 株式会社ユニアス、PORTO
詳細 1Fのカフェスペースでは、さまざまな本業を持つ店長たちが日替わりで店に立ち、人と人のつながりを生んでいきます。2Fはフリースペースで、講座、お茶会などの開催や、貸切でのイベント実施も可能です。

コワーキングスペース/イベントスペース

運営者 株式会社ユニアス、おとなのまなび合同会社
詳細 日中は会員企業や起業家などに事業支援や研修を提供し、新しい事業やチャレンジを応援するスペースとなります。夜や土休日は社会課題を解決する起業家やユニークな取り組みをする企業・団体、フリーランスの講師などがイベントを開催したり、プレゼンしたり、まなびあう場になる予定です。
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地図
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配置図

(参考)

本施設の開業に向けて、SHINAGAWA 1930事務局(運営を行うRバンクおよびテナント運営者)がクラウドファンディングを利用して、通り土間やライトアップなどの外構や看板など、施設をオープンするための資金調達およびDIYイベントの実施を予定しています。