ニュースリリース

2020年08月05日

羽田空港第1・第2ターミナル駅におけるテロ防止対策

放置物を人工知能(AI)で自動検知するシステムを導入します

2020年8月8日(土)から実証実験開始

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、テロ防止対策のために、防災・防犯カメラの設置、京急電鉄職員やガードマンによる駅の巡回、ポスターや構内放送によるお客さまへの注意喚起、協力依頼をおこなっていますが、さらなる安全対策として、2020年8月8日(土)から羽田空港第1・第2ターミナル駅において、放置された物を人工知能(AI)で検知するシステム(アイテック阪急阪神株式会社製)を導入します。

このシステムは、AIと連動する防犯カメラが、さまざまな角度から撮影した映像をもとに、AIが形状や放置された時間などを読み取り、放置物か否かを判断します。検知した場合は、自動的に駅事務室で警報を発報し、必要に応じて駅係員や警備員が駆け付け対処し、危険物と判明すれば警察に通報します。

京急電鉄は「ソフトターゲット」を狙うテロ防止対策を引き続き実施し、安全安心に利用できる鉄道を目指して、今後もさまざまな対策をおこなってまいります。

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AIによる放置物検知のイメージ