(仮称)うめきた(大阪)地下駅での実現に向けて、
「電子ペーパーを活用した可変式掲示板」の実証実験を実施いたします。
当社は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅を「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、「『あなた』が笑顔になる駅」をコンセプトに検討を進めております。
このたび、うめきた(大阪)地下駅におけるサービス提供の実現に向けた可能性を検討するため、大阪駅において、「電子ペーパーを活用した可変式掲示板(以下、可変式掲示板)」の実証実験に取り組みます。
1 目的
うめきた(大阪)地下駅で目指す、駅にまつわるさまざまな移動をサポートすることによるシームレスな移動(「誰もが意のままに利用できる駅」)の実現に向けた、サービス提供の実現性の検証
2 実施概要
(1)場所
大阪駅 連絡橋口および御堂筋口の改札付近、コンコース
(2)スケジュール
2019年11月1日(金曜日)から2020年2月ごろまで(予定)
始発から終電まで
3 実証実験の内容
現在、駅におけるお客様案内については、案内サインを中心に行っていますが、お客様の流動や異常時などに合わせた情報については、自立式の掲示板により案内しています。
今回、鉄道案内としては初めて、DNP電子ペーパー(EInk方式)を用いることにより、自立式の掲示版において可変的にお客様に情報提供を行います。
可変式掲示板は、のりばや周辺情報、異常時情報を多言語かつ、お客様の流動に応じた最適な場所で案内できることが特徴です。
各箇所に16台の可変式掲示板を配置し、訪日外国人も含め、駅構内におけるお客様への効果的な情報提供の手法を検証します。
※注釈:DNP電子ペーパー(EInk方式)は大日本印刷株式会社提供です。
4 実証実験のイメージ
※注釈:掲出するコンテンツは、時期や季節に合わせて変更する可能性がございます。
【参考】(仮称)うめきた(大阪)地下駅のコンセプト(2019年3月25日公表)