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ニュースリリース

2019年10月24日
安全

後藤総合車両所出雲支所への車両状態監視装置導入について

 当社は在来線の車両配置箇所に、地上設備を用いて自動的に電車の屋根上、パンタグラフおよび車輪の状態を把握できる機能を有する車両状態監視装置を順次導入を進めており、このたび、後藤総合車両所 出雲支所に同装置を導入することとなりました。
 これにより、さらなる安全性・車両品質の向上、メンテナンス業務の適正化に取り組んでまいります。

詳細

1 装置概要
(1)設備名
 車両状態監視装置

(2)製造社
 三菱電機株式会社

(3)保有機能
 ・屋根上状態監視機能
 ・パンタグラフスリ板摩耗測定機能
 ・車輪踏面形状測定機能
 ・車輪フラット(※注釈)検知機能
 ※注釈:車輪がレール面を滑った際に車輪に発生する傷のこと

(4)使用方法
 電車が本装置の設置区間を通過する際に屋根上、パンタグラフ、車輪の状態を自動で測定、記録する

イメージ


2 導入箇所
 後藤総合車両所 出雲支所(島根県出雲市東神西町165)

3 使用開始日
 2020年3月中旬(予定)

4 導入効果
 ・屋根上、パンタグラフ、車輪の状態を測定する頻度が高くなるので、これらに起因する不具合の未然防止に繋がります。
 ・車輪の状態を測定する頻度が高くなるので、車輪転削(車輪を正常な状態に削る作業)をより状態に応じて実施できるようになり、乗り心地の改善に繋がります。
 ・人が作業していた検査を装置に置き換えることで、高所作業の減少や車両床下狭小部での作業が減少し、作業の安全性が向上します。

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