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ニュースリリース

2019年6月21日
列車の運行

特急「はるか」へ新型車両を投入します!
〜両数が増えて便利に快適にご利用いただけます〜

 「JR西日本グループ中期経営計画2022」に掲げるグループ共通戦略「地域価値の向上」において、訪日のお客様へのおもてなしの取り組みを進めています。その中でも、関西国際空港へのアクセスを担う特急「はるか」は、近年の訪日外国人旅客数の増加に伴い多くのお客様にご利用いただいている列車です。現在、主に6両編成で運転している「はるか」ですが、増結用の新型車両を追加投入することで、一列車あたりの座席数を現在の約1.5倍にすることが可能となります。このたび、車両の概要について決まりましたのでお知らせします。

詳細

1 形式
 271系 特急形直流電車

新型はるか


2 投入車両数
 18両(3両編成×6本)
 ※注釈:既存の6両と併結して運転するための車両

3 運行区間
 米原・京都〜関西空港駅間

4 安全性・安定性向上のための追加対策
 車体構造の強化や機器の二重系化により、安全性を向上させます。
 ○オフセット衝突対策、衝撃吸収構造の採用などによる車体構造の強化
 ○EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)の採用
 ○運転台計器類の二重系化による信頼性向上

5 車内の追加設備
 旅客サービス設備やバリアフリー設備を充実させ、利便性・快適性を向上させます。
 ○全座席へのモバイル用コンセント設置
 ○車内ディスプレイによる停車駅・運行情報などの多言語案内(4カ国語対応)
 ○客室内への大型荷物スペースの設置(大型スーツケースなどにも対応)
 ○防犯カメラ(客室内・デッキ部)の設置による車内セキュリティ向上
 (訪日外国人向けフリーWi-Fiサービスは現在の281系と同様にご提供)

6 車両デザイン
 現在の281系「はるか」ブランドを継承したデザインとしました。

7 営業開始時期
 2020年春ごろ予定

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