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ニュースリリース

2019年5月21日
安全

小野田線 列車のEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で走行した事象について

 2019年5月20日、小野田線においてEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で列車が走行する事象が発生しました。ご利用のお客様にはご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。

詳細

1 受報日時
 2019年5月20日(月曜日) 午後7時19分ごろ

2 場所
 小野田線 長門本山〜浜河内駅間

3 列車名
 上り普通列車1240M 1両編成
 長門本山駅(午後6時37分)発、宇部新川駅(午後7時33分)着
 乗客数:1名

4 概況
 午後7時19分ごろ、上記列車の運転士が浜河内駅に到着後、「EB装置」の電源が切れていることに気づき、広島総合指令所に報告があったことにより、長門本山〜浜河内駅間(約1キロメートル)において「EB装置」が機能しない状態で走行していたことが分かりました。
 その後、必要なスイッチ整備を行い「EB装置」の電源を入れ、2分遅れで運転を再開しました。

 ※注釈:「EB装置」とは、保安装置のひとつで、運転士が運転機器操作を60秒間行わなかった場合にブザーが鳴動し、さらに5秒間何もしなければ自動的に非常ブレーキが作動する装置です。
 ※注釈:当時、小野田線内は大雨による運転規制(徐行)がかかっていたため、長門本山駅を午後7時15分に38分遅れで発車しています。

5 原因
 折り返しの際、必要なスイッチ整備を適切に行わなかったためです。

6 対策
 
運転士への指導を強化し、再発防止に努めます。

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