2018年度 第3四半期決算について
2018年度第3四半期決算についてお知らせいたします。
○第3四半期決算のポイント
1 第3四半期決算は、連結・単体ともに増収、営業利益・経常利益の増益、四半期純利益の減。
・単体は、「平成30年7月豪雨など災害の影響が大きかったものの、新幹線の利便性向上や訪日客向け商品の拡充、西日本各エリアでの各種キャンペーンの実施などによる需要の取り込みの推進により増収。
・連結は、子会社でのセブン-イレブン・ジャパン業務提携店舗の効果や、不動産販売、工事業の増により増収。
単体にて「平成30年7月豪雨」の復旧費用218億円を特別損失に計上したことから、四半期純利益の減。
2 通期業績予想については、直近のご利用実績、経済動向の先行きに不透明感が増していることなどを踏まえ、連結・単体ともに2018年10月29日発表から変更していない。
・業績予想では「平成30年7月豪雨」など災害復旧工事の優先による工事の工程調整などから営業費用の減を見込んでいるが、これらの工事については適切な時期までに確実に実施する。
3 2018年度は、「JR西日本グループ中期経営計画2022」および「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」 の初年度において、度重なる自然災害に見舞われた厳しいスタートとなったが、「めざす未来~ありたい姿」の実現に向けて、 「地域価値の向上」・「線区価値の向上」・「事業価値の向上」をめざし鉄道事業・創造事業が一体となった施策および新幹線の安全性向上を着実に推進する。
・訪日のお客様向けのインターネット予約サービス(3月予定)などによる地域価値の向上
・おおさか東線全線開業(3月予定)、特急「らくラクはりま」運転開始・新快速「Aシート」の導入(3月予定)などによる線区価値の向上