2020年11月25日
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)は、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長:杉山 武史、以下「三菱電機」)と共に、お客様に「安心な空間」を提供するため、空気中に浮遊するウイルス・菌・花粉を抑制する機能を持つ車内空気循環ファンの搭載試験を2020年11月26日(木)より銀座線1000系車両1両にて開始します。
東京メトロでは、ウィズコロナ・ポストコロナにおいてもお客様に選ばれる鉄道会社となるため、3つのキーワード、「安心な空間」「パーソナライズド」「デジタル」に基づく施策に取組んでいます。お客様に「安心な空間」を提供するため、これまで新型コロナウイルスの感染予防策として「窓開けによる車内換気」や「車両の抗ウイルス・抗菌処置」を実施してきましたが、今回、新たな取組みとして、空気中のウイルス・菌・花粉を抑制する機能を搭載した、三菱電機製の車内空気循環ファンを計6台試験搭載します。
本装置は、三菱電機独自の放電技術による「ヘルスエアー®機能」を搭載しており、車内の空気を装置に取り込み、電気を発生させた空間を通過させることでウイルスや菌、花粉を抑制し、車内空間の環境改善を図ります。本装置は、主に病院やホテルなどの他、東京都の新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設でも利用されており、鉄道車両への試験搭載は初となります。
東京メトロは、お客様により安心して快適に地下鉄をご利用いただけるよう、引き続き「安心な空間」の提供に向けた取組みを実施してまいります。
詳細については別添ファイルをご参照ください。
車内空気循環ファンの搭載試験を実施します.pdf(PDF:351 KB)
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