山陽新幹線 小倉~博多駅間で発生した異音感知について
平成29年1月25日、山陽新幹線 小倉~博多駅間において、異音感知による列車の遅れが発生しました。異音感知の原因についてご報告いたします。ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
平成29年1月25日(水曜日) 17時11分ごろ
2 発生区間
山陽新幹線 小倉~博多駅間
3 列車
のぞみ31号 東京駅(12時10分)発 博多駅(17時11分)着
4 概況
1月25日17時11分ごろ当該列車が異音を感知したため、車両の確認を行いました。このため、同区間の上下線で運転を見合わせましたが、走行に支障がないことを確認し運転を再開しました。
※注釈 お客様におけがはありませんでした。
5 原因
11号車にあるモーターの回転を車輪に伝達するための歯車が入った装置の一部が破損したためと考えられます。破損した原因については今後詳細に調査し、再発防止に努めてまいります。
※注釈 線路上で破損した装置の一部を発見し拾得しました。
※注釈 拾得物はシム(部品同士の隙間を調整する部品)、ボルト、座金など21点、総重量は約167.6グラムです。
6 対策
当面の対策として同種編成を対象に当該部位の点検を実施し、異常がないことを確認しています。