山陽新幹線 小倉駅でテロ対応訓練を実施しました
平成28年4月から9月にかけて開催される伊勢志摩サミット、関係閣僚会合を控え、各機関との連携要領を確認するとともに、事案発生時の対処能力の向上を図ることを目的に、福岡県警察、北九州市消防局、北九州市医師会、北九州市立八幡病院ならびに北九州市立医療センターと合同でテロ事案を想定した訓練を実施しました。
1 訓練日時
平成28年4月1日(金曜日)23時20分から4月2日(土曜日)1時50分ごろ
2 訓練場所
山陽新幹線 小倉駅
3 想定
東京発博多行きのぞみ号が新山口駅を出発後、11号車にて車掌が拳銃らしき物を所持した不審者を発見したが、見失ったため東京指令所に警察への通報を依頼するとともに不審者を捜索。その後、新下関~小倉駅間を走行中、その不審者が16号車車内に薬物を散布したため、車内のお客様が非常ブザーを押下し、新関門トンネル内に緊急停止。
連絡を受けた東京指令所は、乗務員にお客様の避難誘導を指示するとともに、警察・消防へ出動を要請したところ、警察の指示により小倉駅での当該列車の救助を決定。東京指令所は小倉駅に対し、当該列車到着前に駅構内のお客様の避難誘導と駅構内への入場を制限するよう指示。
小倉駅到着後、不審者の確保および負傷者の救助、お客様の避難誘導ならびに薬物処理を開始する。
4 参加者
福岡県警察
北九州市消防局
北九州市医師会
北九州市立八幡病院
北九州市立医療センター
西日本旅客鉄道株式会社
総計:約290名