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ニュースリリース

2015年1月26日
イベント・キャンペーン

和歌山デスティネーションキャンペーン実施結果について

和歌山デスティネーションキャンペーン推進協議会
西日本旅客鉄道株式会社

ロゴマーク

 和歌山県および県内市町村、観光関係団体などはJRグループ6社と協働し、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年を契機に和歌山デスティネーションキャンペーン(わかやまDC)を実施しました。
 期間中はお客様に和歌山を満喫していただくため、県内各地でさまざまな特別企画やイベント、新たに開発・ブラッシュアップした観光資源、心のこもった「おもてなし」などにより観光客のリピーター化につながる取り組みを行いました。
 今後は、わかやまDCで実施した事業のうち評価の高い事業を継続実施しながら、「持続可能な観光地づくり」を一層推進していきます。

詳細

《概要》
○実施期間:平成26年9月14日(日曜日)から12月13日(土曜日)  
○テーマ:和(なごみ)
○キャッチフレーズ:和み、和らぐ。和歌山からはじまる旅。
○実施主体:わかやまDC推進協議会、JR西日本
 ※注釈 わかやまDC推進協議会:県、県観光連盟、市町村、観光関係団体、事業者など116団体

《結果》
1 旅行商品の利用状況
旅行商品の利用状況

○上記利用状況については、平成25年から取り組んできた県内各地でのキャンペーン特別企画や観光素材の整備、同年10月に開催した全国宣伝販売促進会議、その後の旅行会社への継続的なアプローチ、さらには、全国に向けたテレビや雑誌などメディア展開の強化、ポスター、ガイドブックなどによる集中的なプロモーション活動が主な要因と考えられます。

2 主要観光地の宿泊施設などの状況[対前年比(9月から12月)]
(1)主要観光地の宿泊施設の状況
主要観光地の宿泊施設の状況

(2)主要観光地の宿泊施設の状況
主要観光地の宿泊施設の状況

(3)県内の観光ガイドの状況
県内の観光ガイドの状況

○旅行商品の好調な販売、DC特別企画やイベント実施などが要因となって、いくつかの主要宿泊施設においては前年を10%から20%上回りました。
 なお、宿泊施設の閉鎖や経営改善に伴う規模縮小、台風の影響などにより、地域の宿泊施設の総計としては、大きな増加はみられませんでした。
 ・白浜エリアは18号・19号による相次ぐ台風の影響に加え、宿泊施設の閉鎖(2施設)にもかかわらず、ほぼ前年並みの宿泊客数を維持できました。
 ・勝浦エリアは、平成25年の伊勢神宮式年遷宮からの誘客キャンペーンや全国各地への神社訪問、全国複合プロモーションなどの効果や紀勢自動車道などの南伸により、前年に宿泊客数が大幅に伸びたことや、白浜エリア同様、台風の影響、宿泊施設の閉鎖(2施設)などで前年を下回りましたが、伊勢神宮式年遷宮前の平成24年と比較すると上回りました。
 ・観光ガイドについて、高野山エリアは、今年の開創1200年にかかわるプロモーション効果も相まって対前年比を大きく伸ばしました。熊野エリアは、平成25年の伊勢神宮式年遷宮からの誘客効果が大きく概ね対前年を下回りました。

3 JR関連の利用状況
(1)特急などの利用状況(わかやまDC期間中の特急列車などの主な利用状況)
 【くろしお】<対前年同期比(9月13日から12月14日)>
  前年比 109%〔和歌山〜箕島駅間〕、121%〔白浜〜串本駅間〕
 
 【観光列車「ハローキティ 和歌山号」】<運行日数32日間[1日あたり190人]>
  乗車効率 100.6% <利用者合計 6,082名(定員合計6,048名)>
  ※注釈 その他、香港など12団体のべ398名利用

 【大口団体臨時列車】
  ・トワイライトエクスプレス車両を利用した臨時列車   
    集客率 100%
     往路(大阪〜敦賀〜新宮駅間 ※注釈 夜行列車)
     <期間中5本運行(1日あたり74人)、利用者合計370名(定員合計370名)>
    集客率100%
     復路(紀伊勝浦〜和歌山駅間 ※注釈 ランチクルーズ)
     <期間中5本運行(1日あたり56人)、利用者合計280名(定員合計280名)>

  ・サロンカー紀伊〔橋本〜新宮駅間〕
    集客率100%
    <期間中1本運行、利用者合計141名(定員合計141名)> 
  
  ・くろしお287系〔京都〜白浜駅間〕
    集客率97.6%
    <期間中1本運行、利用者合計322名(定員合計330名)>

(2)JR割引きっぷなど
 京阪神・九州・広島・岡山などを発地とした和歌山行きの割引きっぷや日帰り商品、個人旅行商品の利用状況
 【旅行会社商品】<JR西日本エリア内、対前年同期比[9月13日から12月13日]、利用日ベース>[再掲]
  前年比127%  〔内訳〕個人型 115%、団体型 163%

 【日帰り商品(駅プラン)】<9月14日から12月13日、利用日ベース>
  利用者3,638名 〔設定地域 7方面8施設のプラン(全7プラン合計)〕

 【わかやまDC関連商品】<8月13日から12月11日、発売日基準>
  ・わかやまフリーパス〔京阪神発〕 発売枚数13,106枚
  ・わかやまフリーきっぷ〔山陽・九州・北陸発〕 発売枚数752枚  

 【「ハローキティ」を題材としたスタンプラリー】
  利用者1,048名(平成26年12月13日現在、スタンプラリーは27年2月28日まで継続)
  ※注釈 海外からの誘客促進のため、わかやまDCと連動し、海外で人気のキャラクター「ハローキティ」を題材としたスタンプラリーを実施し、香港、韓国のお客様を中心に誘致

(3)二次交通の利用状況
 わかやまDC期間中、「駅から観タクン」や「駅レンタカー特別プラン」を設定
 【駅から観タクン】
  利用件数372件 ※注釈 3コース(紀伊勝浦駅、串本駅、紀伊田辺駅 各駅発)の合計

 【駅レンタカー特別プラン】(期間中対前年比)
  前年比117%(営業所全体)、139%(旅行会社・特別企画きっぷ計)※注釈 利用台数1,646台

4 おもてなしの充実
 ・おもてなし県民活動「わかやまおもてなし宣言」の実施
  ※注釈 登録者 66,900名(平成26年12月末現在)

 ・「和歌山おもてなしトイレ大作戦」による市町村、公共交通機関のトイレの整備  
  ※注釈 626件(平成25年度233件、平成26年度393件)

5 わかやまDCを契機とした今後の取り組み
 わかやまDCで得られた成果をさらにブラッシュアップするとともに、DCを契機により一層深まった県内市町村、観光関係団体、JRなどとの関係・一体感を継続し、県内全域でわかやまDCの大きな目的である「持続可能な観光地づくり」を推進。

(1)持続可能な観光を目指した取り組みを実施
 DCで評価の高い企画(イベント・キャンペーン・おもてなしなど)をブラッシュアップし、継続実施
持続可能な観光を目指した取り組みを

(2)「高野山」、「真田」の取り組みを重点に県内全域で展開
 平成27年4月から開催される高野山開創1200年、平成28年放送予定のNHK大河ドラマ「真田丸」を契機とした取り組みを県内全域で展開

(3)引き続き情報発信を強化

(4)アフターDC
 平成27年4月から6月の3カ月間、JRと共同で高野山をはじめ県内で展開
 ○企画きっぷの発売(予定)
 ○二次アクセスの充実 
  ・高野・熊野アクセスバスの運行(予定)、駅から観タクン(予定)
 ○情報発信
  ・全国JR主要駅(約1,000箇所)に5連貼ポスターを掲出
  ・情報誌「西Navi」(西日本エリア40万部)などでの情報発信


※注釈 わかやまDC推進事業(結果)についてはこちらをご覧ください。(PDF形式 637キロバイト)

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