舞鶴線 西舞鶴駅で津波対処訓練を実施しました
平成23年3月11日に発生した東日本大震災を教訓に、大規模地震、津波に対応すべく津波対処訓練を福知山支社では山陰線(浜坂駅周辺)で実施してきましたが、このたび、舞鶴線で初めて実施しました。
列車にご乗車のお客様、駅構内で列車をお待ちのお客様に、安全かつ迅速に避難していただくための訓練で、災害時における対応能力の向上を図ることとしました。
1 実施日
平成26年11月5日(水曜日)午前10時35分ごろから11時15分ごろ
2 訓練場所
舞鶴線 西舞鶴駅構内(東舞鶴寄り)
3 訓練列車
287系特急車両(3両編成)を訓練列車として使用
4 訓練内容
若狭湾内を震源とする大規模地震が発生し、舞鶴線 東舞鶴〜西舞鶴駅間を走行中の特急列車(287系3両編成)が無線による緊急地震速報を受信、また大きな揺れを感じ、西舞鶴駅入駅中に緊急停車します。特急列車車内には沿線のお客様、沿線の地理に不案内なご旅行中のお客様がおられます。その後、運転士は運輸指令より大津波警報が発令された旨の連絡を受け、車掌と相互に打ち合わせを実施、役割分担を確認の上、またご乗車中のお客様に協力を要請し、車内のお客様に降車していただき、西舞鶴駅の二階自由通路まで避難誘導を行います。
また、駅構内においても緊急地震速報、その後の大津波警報を受信し、ホームのお客様を駅2階に避難誘導するともに、特急列車へ乗車しているお客様の避難誘導の支援に向かいます。
5 訓練参加人員
約90名
※注釈 お客様役(列車に乗り合せた社員含む)は70名程度
6 その他
当訓練は、舞鶴線では初めての訓練であり、社員がお客様役として参加しました。