播但線 和田山駅で踏切事故対応合同訓練を実施しました
平成17年4月25日に発生させた福知山線列車事故を決して忘れない取り組みとして、JR西日本福知山支社福知山地区連絡会、警察、消防、医療の関係機関が緊密に連携をとり、人命を最優先とした迅速かつ的確な初動対応ができるよう対応能力の確認、向上を図ることを目的に実践的な合同救助訓練を以下のとおり実施しました。
なお、本訓練実施に伴い訓練用の列車と乗用車を使用しました。
1 訓練日時
平成26年11月6日(木曜日) 9時30分から11時30分ごろ
2 訓練場所
播但線 和田山駅構内 材料線
3 訓練想定
午前9時45分ごろ、播但線 第7東裏踏切内で立ち往生していた乗用車に和田山発寺前行きの普通列車(1両編成、乗客10名)が衝突し停車。その後、乗務員から運輸指令を中継して警察・消防へ連絡。乗り合わせたお客様の他、衝突した乗用車内の運転手および車外に出ていた同乗者が負傷したため、各関係機関が現場到着後、負傷者の救出・救護活動を行う。
4 訓練内容
(1)情報伝達訓練
(2)併発事故防止訓練
(3)乗務員による負傷者の誘導訓練(初動体制)
(4)関係機関合同による救出救護訓練
(5)救護所設置およびトリアージ訓練
(6)現地合同指揮所設置訓練
5 訓練参加機関
南但消防本部
兵庫県朝来警察署
朝来和田山医療センター
公立八鹿病院
JR西日本福知山地区連絡会
総員 50名から60名