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2014.11.27【社長会見】東海道新幹線 周波数変換装置の取り替えについて

 東海道新幹線では、富士川以東の交流50Hz地域では、電力会社から受電した交流50Hzの電気を新幹線走行に必要な交流60Hzの電気に変換するために、大井、綱島、西相模、沼津の4箇所の周波数変換変電所(Frequency Conversion substation 以下FC)に9台の周波数変換装置を設置しています。
 このたび、綱島FCと西相模FCの各々1台の周波数変換装置を回転形から最新のパワーエレクトロニクス技術を活用した静止形に取り替え、更なる省電力化とメンテナンスの効率化を進めていきます。

1.概要
 ・周波数変換装置とは交流50Hzの電気を60Hzの電気に変換する装置で、回転形と静止形の2つのタイプがあります。
   回転形:モータと発電機を組み合わせた機械的な変換装置
   静止形:パワーエレクトロニクス技術を活用した機械的動作のない変換装置

 ・現在、静止形は大井FC、綱島FC、沼津FCに1台ずつ設置しており、このたび綱島FCと西相模FCの回転形を
  1台ずつ静止形へ取り替えます。(別紙)

 ・静止形は、回転による損失がないことからエネルギー効率に優れ、電力使用量を約2%削減できる見込みです。
  また定期点検時に機器を解体する必要がなくなるため、定期点検に伴う停止期間を短縮し、安定輸送の向上が図れます。

 ・なお、回転形と静止形の組み合わせで、一時的な大電流をバランスよく分担する必要があるため、回転形4台は今後も使用します。

2.工事スケジュール
 ・綱島FC    1号周波数変換装置  【時期】平成26年度〜31年度
 ・西相模FC  3号周波数変換装置  【時期】平成27年度〜33年度

3.工事費
 ・134億円

※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道新幹線 周波数変換装置の取り替えについて」 ( 251kb / PDFファイル)

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  • ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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