六甲道駅の「昇降式ホーム柵」の試行運用を開始します
JR西日本では、ホームにおける安全対策として、扉の枚数が異なる車両にも対応できる「昇降式ホーム柵」の開発に取り組んでおり、平成25年12月から平成26年3月までJRゆめ咲線の桜島駅で試行運用を行いました。
このたび、桜島駅での試行結果と、その後の試験機の評価を踏まえ、六甲道駅で実用性の評価を行うための試行運用を開始することとしましたので、お知らせします。
1 設置箇所
JR神戸線(東海道線)六甲道駅
上り内側線(3番のりば)
本体設置工事(六甲道駅) 【参考】試行運用(桜島駅)
2 時期
平成26年12月13日から平成27年3月末まで
※注釈 本体部分の工事を11月13日より開始しています。
3 検証内容
○編成(車両数・扉枚数)の異なる列車に対する機能や操作の確認
○到着から発車までの連続動作の確認
○お客様の流動への影響の確認
これらの検証を行うため、以下の機能改善を実施しています。
○雨対策など装置本体の耐久性に関わる設計見直し
○異なる編成(車両数・扉枚数)を判別し、列車の停止範囲のみホーム柵を自動で開く機能を追加
○支障物センサの検知機能の改良
4 試験機での評価状況(参考)
※注釈 開発については、国土交通省の鉄道技術開発費補助金を活用して進めています。