「大阪市専修学校・各種学校連携プロジェクト×大阪環状線コラボレーション事業」の大阪環状線を活性化する取り組みが実現します!
西日本旅客鉄道株式会社
大阪市
JR西日本、大阪市では、地域住民やご利用者様の目線から大阪環状線の課題を発掘し、沿線地域の活性化に向けた取り組みを進めていくことを目的に、「大阪市専修学校・各種学校連携プロジェクト×大阪環状線コラボレーション事業」を進めています。
この事業は、一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会の協力の下、大阪府内の専修学校・各種学校から提案の募集を行い、優秀な提案について共同で実現を図っていくこととし、平成24年11月に、プレゼンテーション大会を開催いたしました。
今回、専門学校2校の特に優秀な提案について以下のとおり具体化していくことになりましたので、お知らせいたします。
■創造社デザイン専門学校(大阪市福島区)
提案名 プラッとホーム-古き良き、新しきまち歩き-(JR西日本優秀賞)
「環状線に乗るとつい、寄り道したくなる。利用客と駅周辺地域とを結ぶアイテムとして、街の魅力を知ってもらうきっかけづくり」
・「よりみちマップ」(JR大阪環状線森ノ宮駅、玉造駅)
「常に持ち運べる」「地域を感じられる」「記憶に留め思い出せる」をキーワードに、駅から3分以内のお店を掲載した周辺マップを提案
【「よりみちマップ」の作成】
【学校側の提案】
その地域でしか味わえないプレミアム感、写真集のような保存性、携帯性と手に取られた方へのインパクトを演出。
【実現内容】
森ノ宮駅、玉造駅を題材に学生目線の駅周辺マップを作成し、各駅のパンフレットラックや区役所(中央区、天王寺区、東成区)で配架。
平成26年3月6日配架開始
■OCT 大阪工業技術専門学校(大阪市北区)
提案名 大阪観覧線プロジェクト(大阪市優秀賞)
「周辺環境と関連づけることで大阪環状線に乗ること駅にいくことが楽しくなり、他では見いだせない価値を創出」
・「JR環状線森ノ宮駅プロジェクト」
大阪城公園の樹々を身近に感じられることが森ノ宮駅の個性であると捉え、駅全体のデザインソースとして「樹々」を提案
【「城見エリア」の設置】
【学校側の提案】
ホーム先端(京橋駅側)に向かうにつれて大阪城公園の樹々を駅と一体化させることで、森ノ宮駅に個性を与え、ホーム端部の風景に変化を与える。
【実現内容】
大阪環状線で唯一、ホームから大阪城を眺められる場所に、「城見エリア」を設置。床に木目タイルを使用することで、大阪城公園の樹々との一体感を創出。
平成26年7月ごろ完成予定
【「コミュニケーションスペース」の設置】
【学校側の提案】
内回り、外回りの両ホーム中心部の空きスペースに注目。
スペースの奥行きを活用し、対面的に利用することで視認性を確保。
【実現内容】
両ホーム中心部の空きスペースを対面的に利用し、コミュニケーションスペースとして有効活用。床に木目タイルを採用することで、大阪城公園の樹々のイメージを創出。
平成26年7月ごろ完成予定
【「レールアーチ」の美装】
【学校側の提案】
構造部材として使用されているレールを目立たせることで、森ノ宮駅の歴史を強調し、アーチとして両ホームを結ぶことで、待合空間を一体的に捉えることができる。
【実現内容】
ホームの上屋から外回りホームと内回りホームをつなぐレールアーチを黒色に塗ることで、レールの重厚感の演出と両ホームの一体感の創出。
平成26年7月ごろ完成予定