ニュースリリース

2025年03月10日

平和島まちづくりプロジェクト社会実装企画第1弾!

「はじまりの縁日」を開催します

地域の自立的な発展に資するまちづくり人材の育成とまちの魅力向上に繋げます

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)は大田区と共同で、2024年7月から推進する平和島まちづくりプロジェクトの社会実装企画第1弾として、地域と皆さまと一体となり、2025年4月6日(日)に、大田区立平和の森公園にて「はじまりの縁日」を開催いたします。

京急電鉄と大田区は、「地域資源や課題を資産とし、地域に関わる人々主導のまちづくり」を実現するために、2024年7月から地域と一体となって3か年での「平和島まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。本プロジェクトは、「2024年度:まちづくり人材の育成」「2025年度:事業の活性化」「2026年:コミュニティの自走化」の3ステップで進めており、2024年度は、住民参加型まちづくりヒアリングツール「ホンネPOST」の導入や「平和島妄想シティトーク」等の住民参加型タウンミーティングの開催、平和島まちづくりコミュニティ「じわじわ、平和島」の開設・運営等を行ってきました。

本イベントは、これらの取り組みを通じて集まった声をもとに地域主導で実施する企画です。プロジェクト参加者から出た「まちにこんな仕組みや取り組みがあったら良いね。」というアイデアを自らが実現した約20店舗が集結するほか、告知計画や情報発信も行います。本イベントを通じて、地域と京急電鉄、大田区がまちづくりを進めていくために活動の定着化と平和島モデルの構築を目指します。

このほかにも、京急電鉄では、平和島駅周辺における開発計画の推進をしているほか、大田区と共同で平和島駅周辺地区グランドデザインの策定を行ってまいりました。また、2022年8月から大田区でのエリアマネジメント活動を開始、2022年12月には大田区と「公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」を締結し、「地域の自立的な発展に資するまちづくり人材育成」を掲げ、ハード面だけではなく、地域と一体となり、ソフト面からのまちづくりも進めています。 今後も、自治体と民間企業の双方の強みを活用しながら、連携した取り組みを進め、地域の発展に貢献して参ります。

地域事業者や住民とのタウンミーティングの様子

平和島まちづくりプロジェクトについて

平和島まちづくりプロジェクトについて

概要

平和島まちづくりプロジェクトでは、2022年12月に締結した公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定に基づき、2024年度から3か年をかけて、「地域資源や課題を資産とし、地域に関わる人々主導のまちづくり」を実現するために、地域と一体となり、まちづくりを進めています。

期間 2024年7月~2027年3月31日
事業主体 京急電鉄、大田区
事業支援 ㈱トレジャーフット

主な取り組み事項

  • 地域資源の発掘とプロモーション(まちづくり推進拠点の開設、フリーペーパーやWebサイトを用いた地域の情報発信等)
  • 地域の自立的な発展に資するまちづくり人材の育成(タウンミーティング等のイベントによる人材の掘り起こしおよび育成、店舗オーナーや商店主等を対象としたまちづくり勉強会の開催等)
  • 空き家、空き店舗のリノベーション等による地域活性化(空き店舗と事業者のマッチング等)
  • 交通結節点としての機能強化を通じた地域の回遊性向上(シェアモビリティ拠点の開設、駅を起点とした回遊施策の実施等)
  • その他基本協定に基づき、必要な事項

事業スケジュール

年度 事業テーマ 内容
2024年度 まちづくり人材の育成 2024年度は、住民参加型まちづくりヒアリングツール「ホンネPOST」の導入や「平和島妄想シティトーク」、「平和島妄想シティアクション」等の住民参加型タウンミーティングの開催、平和島まちづくりコミュニティ「じわじわ、へいわじま」の開設・運営等を通じて、地域の声を拾いつつ、地域主体で行うまちづくりの実現を進めています。「ホンネPOST」では、約600名に回答いただき、まちに必要な機能の把握を行うともに、回答者の約85%の方にまちづくりへの関心を表明いただいているほか、平和島まちづくりコミュニティ「じわじわ、へいわじま」のLINEオープンチャットとインスタグラムは、登録者(フォロワー)が約200名まで増加しています。
2025年度 事業の活性化 現在、平和島でビジネスを展開している地域事業者や生活する住民が、改めて「平和島で事業展開・生活をしていてよかった」と思える状態を目指し、地域が抱えている課題やニーズを抽出し、課題解消・ニーズ実現に必要なノウハウを保有するまちづくり人材とともにプロジェクトを創出します。事業者のビジネス発展や地域の課題解決につながる仕組みづくりを促すことで、まち全体の活性化を狙っていきます。
2026年度 コミュニティの自走化 2024年度・2025年度で実施する「人材育成」及び「事業活性」を推進する中で生まれた地域事業者や住民とのネットワークを基に、「コミュニティの自走体制」を確立します。3か年での取り組みから生まれるコアメンバーを中心に、地域と大田区・京急電鉄が一体となり、地域主導の持続性のあるまちづくりの基盤を構築していきます。

その他

はじまりの縁日について

はじまりの縁日について

  • 開催日

    2025年4月6日(日)

  • 時間

    10:00~16:00 ※雨天決行・荒天中止

  • 概要

    地域から出た「まちにこんな仕組みや取り組みがあったら良い。」といった声の社会実装として、地域事業者や住民を中心に、イベントを開催します。

  • 場所

    大田区立平和の森公園 平和の広場
    (東京都大田区平和の森公園2番1号、京急線「平和島駅」徒歩10分)

  • 参加方法

    申込不要・入場無料

  • URL
  • 共催

    大田区、京急電鉄、㈱トレジャーフット

  • 出店者一覧(予定)
    出店者名 出店内容
    食とギアの店 MAX CAMP キャンプ用品と塩焼きそばの販売
    Echoパンとお菓子と。 キャロットケーキ、スコーン、海苔のカンパーニュなどパンとお菓子の出店
    カオリ乃 ハーブティーとアロマワークショップ
    NPO法人どこでもオリヒメ お菓子やバザー商品の販売、分身ロボット「OriHime」を用いた出店
    ソシオ大森和田 参加型スポーツ体験ブース
    大森山王ブルワリー クラフトビールの販売
    dodotokyo 春植物押し花の短冊作り、ペンキ飛ばしアート(どど染め)体験
    ベルクルール (Belle Couleur) 「平和島チーズケーキ」の販売
    森商事㈱ マスキングテープを用いた子ども向けワークショップ
    NPO法人あいだ 移動式子ども食堂
    キャノンマーケティングジャパン㈱ 記念写真撮影会
    NPO法人大田・花とみどりのまちづくり
    紙芝居実演~金澤利奈さん・鈴木直美さん~
    紙芝居コーナー
    イトーヨーカドー大森店 大田区B級グルメ「たこぺったん」の販売
    各種キッチンカー フード、ドリンクの提供
    ㈱トレジャーフット 地域の有志による古本市の開催(自由参加可能)
    京急電鉄 京急グッズ、お子さま向け展示

その他、大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」や京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん®」の出演もございます。

参考

参考

京急沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」について

  • 開始日

    2024年3月14日(木)

  • 名称

    「newcal(ニューカル)プロジェクト」

  • 名称由来

    「new」+「Local」

    新しいローカル(Local)のあり方を地域の方々と⼀緒になって生み出し、その地域ならではの新しい魅力を発見(Newな発見)し、より多くの人に届けていく構想です。

    「Local」のあり方が今後も注目される中、京急グループがその「新しいLocal」のあり方を、エリアマネジメントによって見出していく意思も込めています。

    また、「ニューカル」という響きは、「new culture = カルチャー」を感じさせ、その地域ならではの新しい文化を地域の方とともに生み出していく想いも込めています。

  • 目的

    「沿線価値共創戦略」において重視する、地域との連携を具体化する4つの共創活動の「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」の推進を通じた将来像として、デジタル基盤とともに沿線地域が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指します。


「大田区と京浜急行電鉄株式会社との公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」について

  • 目的

    双方がそれぞれの持つ資源を活用して連携及び協力することで、対象地域の個性、特色及び強みを生かしながら、持続可能なまちの実現を図る。

  • 締結日

    2022年12月20日(火)

  • 主な対象エリア

    大田区内にある京急線の沿線地域

  • 連携事項

    ◦駅を中心に「働く、暮らす、楽しむ」が充実する魅力ある拠点形成

    ◦区民が主体的に活動する地域コミュニティの形成

    ◦羽田空港、臨海部、ものづくりなど地域資源を活かした国際都市としての魅力向上

    ◦利便性の高い移動環境の整備

    ◦SDGsの推進に関すること