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紅葉と雪景色が織りなす、感動の雪月花大糸線乗り入れ!

イベント 2023-11-28
 雪月花大糸線乗り入れは、大糸線活性化協議会、JR西日本金沢支社と弊社などが連携して、大糸線の利用促進と沿線の活性化を目的に毎年この時期に行っています。
 コースは糸魚川駅から市振駅経由で南小谷駅に向かう往路と逆を行く復路の2コースが実施されました。
 今年は晴天に恵まれ、前日に降雪があったこともあり、紅葉と雪景色を同時に楽しむことができました。
(撮影協力:熊倉 岳様)

 糸魚川駅では初めに「サボの贈呈式」が行われました。式では、弊社の藤山育郎専務取締役が,
大糸線乗り入れ記念のサボプレートを米田糸魚川市長に贈呈いたしました。

 藤山専務は「弊社のサボは、雪月花の車両デザインを手がけた㈱イチバンセンの川西康之氏がデザインしたもの。今回は初めて大糸線に乗り入れた時のサボプレートをご用意しました。是非お役立ていただきたいです。」とあいさつ。

 米田市長は「雪月花の大糸線乗り入れは、大糸線を多くの皆様から知っていただき、沿線の活性化にもつなげる重要なこと。多くの方にご理解いただき、活性化に力を貸してほしい」と熱く語り、今後の地域活性に期待を寄せていました。
 11時17分。米田市長と石坂駅長が出発の合図を送り、JR西日本北陸広域鉄道部 平崎部長や糸魚川のPRキャラクター「ぬーな」、ひすいレディなど式典参加者が横断幕を掲げて雪月花の出発を見送りました。

往路は市振経由で大糸線に入り、根知などで沿線のおもてなしを受け、一路南小谷に向かいました。
根知―小滝間(撮影協力  江口 政孝様)

 南小谷駅では、アルプホルンやトーンチャイムの歓迎演奏、地元の沿線の皆様が歓迎する中、満席の雪月花が静かに滑り込んできました。

 一般のお客様も雪月花のおもてなしのため大勢駆けつけてくださいました。ありがとうございました。

 糸魚川駅から根知駅に移動して歓迎を行った米田市長は、その後南小谷駅に駆けつけ、清水南小谷駅長らと横断幕を掲げて到着を出迎えました。乗客の皆様も「米田市長が各駅でおもてなしをしてくださいました。とても力が入っていますね」と感激の一言。

 浜松からお越しになった海上様からは、「雪景色と紅葉の美しい様子を楽しめて沿線の皆様の心温まるおもてなしを受けて、非常に感激しました。」という喜びの言葉をいただきました。
 また名古屋からお越しになった亀岡様も「本当に美しくて感動しました。大糸線は利用客減少が取りざたされていますが、観光利用を考えていくのも一考だと思います。」と話していらっしゃいました。

 その後、JR東日本の「リゾートビューふるさと」も駅に到着し、さらに盛り上がっていました。

 駅舎入り口では地元の皆様が「きのこ汁」のお振舞いを行ってくださいました。
 お客様は「このような大きな「なめこ」はこれまで食べたことがありません、味も濃くて最高です。」と大喜びでした。

復路の根知駅では、地元の皆様が横断幕を掲げ歓迎してくださいました。

地元のお米をプレゼント。

 地元で醸造され、海外などでも評価の高い地酒「男山」の振る舞い酒もあり、美味しそうに一気に飲み干すお客様もいて、駅は一日中笑い声が響いていました。

この日は澄み切った青空が続き、車窓の美しさも格別だったようです。

 復路は糸魚川駅到着が17時14分でした。外は真っ暗でしたが、お客様が笑顔で降りてこられ「これだけの素晴らしい観光イベントを手掛けたのは大変だったと思います!素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました」とねぎらいの言葉をかけてくださいました。出迎えた皆様も満足そうでした。
 大糸線活性化協議会をはじめ沿線市町村や関係者の皆様、雪月花大糸線乗り入れを盛り上げてくださり、ありがとうございました。