ニュースリリース

2023年11月08日

在宅時の不法侵入者対策に新提案【戸建て分譲住宅として日本初!】

「ストロングドアを使用したセーフルーム付き住宅」誕生

万が一の際、家族が逃げ込める空間(室内強化扉+セコム・ホームセキュリティ)を用意

京急グループの京急不動産株式会社(本社:横浜市西区、社長:田中 利充、以下 京急不動産)は、セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関 一郎、以下 セコム)と共同で、昨今頻発している戸建て住宅を狙った強盗事件等への対策として、「セーフルーム付きセキュリティ戸建て住宅」分譲中の「プライムアベニュー磯子屏風浦(所在地:横浜市磯子区)」第4期住区にて販売いたします(2023年11月中旬販売開始予定)。なお、本取り組みは注文住宅ではなく建売戸建て住宅としては、日本初(※セコム(株)調べ)となります。

セーフルーム(Safe Room)は、パニックルーム(Panic Room)とも言われ、セキュリティ意識が高い欧米では人気の設備です。万が一在宅時に不法侵入者があった際、一時的に避難可能な「居住家族の緊急避難スペース」として、一定時間はこじ開けや工具を使った破壊に耐え、外部との連絡・通信手段も整っていることが特徴です。一方、住居内にシェルター等用途を限定した部屋を設置すると、日常生活で利用し難い空間となり、結果として居住空間を狭くしてしまうという課題がありました。そこで、今回のセーフルームは、普段の生活で使い慣れた「寝室」「ウォークインクローゼット」等を、万が一の際に閉じこもることができる緊急避難スペースとして活用することで、デッドスペースとならないよう配慮しています。

今回セーフルームの扉として採用したセコムの「ストロングドア」は、外部からのこじ開けや、工具を使った破壊に耐えられるよう強化されたスチール製の強化扉です。2方向7カンヌキ構造により、破壊に対する強度を高めているほか、ドアスコープを装備しているので、セーフルーム内から外の様子を確認できます。また、居住者から警察への通報が困難となることも想定し、セーフルーム内にセコム・ホームセキュリティの非常ボタンを設置します。押すだけでセコムに通報することができ、セコムの緊急対処員が駆けつけるとともに、必要に応じて警察への連絡も行います。

昨今、日本においても一般家庭が強盗にあう等「セキュリティは買う時代」とも言われる中、京急不動産は、高額なコストをかけ普段の生活では使用しないスペースを作る等の無駄を避け、安心してお住まいいただける戸建て住宅の企画・販売を進め、「将来高齢になっても安心・安全に住める戸建て住宅」「離れて暮らす親御さまにも勧めたくなる戸建て住宅」をご提供してまいります。

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セーフルーム利用の流れ

「セーフルーム付きセキュリティ戸建て住宅」について

概要

戸建て住宅を狙った強盗事件等への対策として、「セーフルーム付きセキュリティ戸建て住宅」を、分譲中の「プライムアベニュー磯子屏風浦(所在地:横浜市磯子区)」の一部住区で販売する。

セーフルーム詳細

主寝室内のウォークインクローゼットにセコムの強化扉「ストロングドア」を設置すると同時に、セーフルームを囲う壁を強化壁にし、内部にセコムの通報機を設置することで、外部との連絡が取れる仕様とする。従来のシェルター等、普段の生活では使用しない無駄なスペースとならないよう配慮し、使い慣れたスペースを、万が一の際閉じこもることができる緊急避難スペースとして活用した。

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2方向7カンヌキ構造で、工具による破壊に耐えるスチール製。
セーフルーム内から外(寝室)の様子が見られるドアスコープ付き。

販売戸数

セーフルーム付き住戸1戸

  • 別途、有償オプション対応でストロングドアへの変更可能住戸3戸

担当者コメント

京急不動産(株) 担当者

  • 昔は強盗と言えば富裕層がターゲットだった印象だが、昨今の事件を見ていると、一般の方もターゲットになっており、また、強盗犯は住民に見つかると逃げていたものが、昨今では逃げずに危害を加えるような傾向が見られる。
  • 京急沿線を中心に戸建て住戸の販売を行ってきた当社は、今まで「家に入られない防犯対策」には力を入れてきたが、今後は万が一、家に入られた場合も想定した対策も重要視される時代になってくると考えて、セーフルーム付き住宅を企画した。
  • 防犯意識の高い方々が住む街は、エリア全体で防犯意識が高まってくると考えるため、今回のようなセーフルーム付き住宅が増えてくれば、地域全体の防犯にも繋がると考えている。

セコム(株) 担当者

  • 過去40年以上にわたり当社は「ホームセキュリティ」を販売し、全国で約154万世帯(2023年3月末現在)の方にご利用いただいている。ストロングドアは、「万が一、強盗に入られた際のご家族を守るセキュリティ」という観点では、サイズも違う扉毎の特注品として、一部の注文住宅に導入が限られていた。
  • 今は想定外のことが起こる時代で、昨今の海外からの遠隔指示による強盗事件等を機に、当社への問合せは増加しており、今回のような取組みは防犯上、有力な手段だと考えている。
  • 面積や室数に余裕が少ない一般の戸建て住宅においても、ドア枠のリフォーム工事等が必要にはなるが、後付け設置もできる今回の方式は、今後ニーズが拡大すると感じている。

(参考)

セコム「ストロングドア」について

押し込み強盗等に襲われた時に逃げ込める場所を作っておくための強化扉です。外部からのこじ開けや、工具を使った破壊に耐えられるように強化されたスチール製です。部屋の入り口に設置し、万一の際に身の安全を確保するための空間(セーフルーム)にします。

2方向7カンヌキ構造により、破壊に対する強度を高めているほか、ドアスコープを装備し、内から外の様子を確認できます。

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「セコム・ホームセキュリティ」について

ホームセキュリティとは、1981年にセコムが日本で初めて家庭向けに販売開始したオンラインセキュリティシステムの造語です。

ホームセキュリティは、住宅に設置したセンサーが24時間365日監視し、異常を感知するとコントロールセンターに送信して、緊急対処員が駆けつける仕組み。必要に応じて、警察や消防等へも通報します。セコムのホームセキュリティの場合は、防犯、火災監視、非常通報に加え、ガス漏れ監視、救急通報、安否みまもり等の機能を持っています。

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「プライムアベニュー磯子屏風浦」について

最寄り駅まで徒歩5~7分に位置する全38邸の分譲住宅地。日当たりがよく広々とした南ひな壇にゆとりある街並みと住まいを実現した分譲戸建て住宅です。

周辺環境にも恵まれ、京急ストア屏風浦店をはじめ、コンビニ、ドラッグストア等が徒歩5分圏内と、さまざまな生活利便施設が暮らしに程よい距離感に揃っています。保育園や幼稚園、小・中学校、公園、病院等も徒歩圏内に立地、快適かつ安心して暮らすことができます。

住宅内は、玄関を入ってすぐに手が洗える洗面台の配置をはじめ、コートなどの収納に便利なアウタークローゼットや不在時の荷物の受け取りに便利な宅配ボックス、テレワークや勉強に集中したいときに便利なLABOルーム、まとめ買いや季節ものの収納に便利なトップストレージ、電気自動車の充電が出来る外部電源コンセントなど、時代やライフタイルの変化、お客様のニーズにあわせた設備・仕様を採用しています。

所在地 神奈川県横浜市磯子区森4丁目1427番1他
アクセス
  • 京急線屏風浦駅徒歩5~7分
  • JR磯子駅徒歩17~20分
  • 首都高「磯子IC」まで3分
総開発面積 5,670.00㎡
総区画数 38区画
URL
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セーフルームとは

主に住宅において、不法侵入者が発生した際、一時的に緊急避難するために設置しておく部屋。パニックルームとも呼ばれる。