ニュースリリース

2023年03月27日

2050年カーボンニュートラルの達成に向けて

【小型電気バス】2台導入

横浜市内での電気バス本格運用初!3月31日(金)から上大岡駅発の循環路線にて運行開始

京急グループの京浜急行バス株式会社(本社:横浜市西区、社長:野村 正人、以下 京急バス)は、ビーワイディージャパン株式会社(本社:横浜市神奈川区、社長:劉 学亮、以下 BYDジャパン)の小型電気バスを2台導入し、2023年3月31日(金)から運行を開始いたします。

京急バスではこれまでも、ハイブリッドバスや燃料電池バスを導入するなど、地球環境負荷の低い車両の導入を進めてまいりました。今回導入する小型電気バスは、走行中に二酸化炭素や大気汚染物質を排出することがなく、騒音、振動も抑えられるなど、環境への負荷を大きく低減することができるバスとなります

運行路線は、上大岡駅(横浜市)から東側の住宅地区を循環する[上7系統 岡村・泉谷循環線]にて運行を開始いたします。小型電気バス導入により、ディーゼルバスで運行するよりもCO2を年間約60.0t削減できることを見込んでおります。横浜市内で電気バスとして製造された車両の本格運用は初の取り組みとなります。

また、今回導入するバスには、当社社員が考案した電気バス用のシンボルマークとロゴを車体にデザインし、周辺住民やお子さまなどにも親しみやすいデザインとすることで、カーボンニュートラルの達成に向けた機運醸成を図ってまいります。

京急バスでは、今後も政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの達成、脱炭素社会の実現に向け環境に配慮したバスの導入を進めてまいります。

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導入する小型電気バス
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電気バスシンボルマーク
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ロゴマーク

小型電気バスの導入について

導入車両

BYDジャパン 小型電気バス「J6」(読み:ジェイシックス)

車両デザイン

京急バスの路線バスのカラーに、側面には電気バスの充電コードをイメージしたラインを緑色で表現。  車内座席シートにも葉っぱのデザインで緑色を入れ、車両内外で環境にやさしいバスを連想させるデザイン。

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シンボルマーク・ロゴ

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シンボルマーク

電気を充電して走行するために必要な充電コードの「電気プラグ」と、環境へのやさしさを「笑顔」で表現した2つの意味を合わせたマーク。

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ロゴマーク

未来を担う子どもたちがよりわかるように「ひらがな」を使用し、電気バスの充電コードをイメージしたラインに葉っぱをのせ、【自然が蘇ることを彷彿させたい】と思いを込めたデザインロゴ。

導入台数

2台

運行開始

2023年3月31日(金)

導入営業所

京浜急行バス 杉田営業所

運行路線

[上7系統 岡村・泉谷循環線]※小型バスでの運行路線

(上大岡駅~笹堀~泉谷中央~山王台小学校前~笹堀~上大岡駅)

その他

今回導入するBYD製小型電気バス「J6」については、一部報道のある六価クロムを使用した箇所の部品交換等は対応済みです。


(参考)

小型電気バス「J6」について

小型電気バス「J6」は、BYDが日本市場向けに開発した量産型小型電気バスです。

高齢者やお子さまもご利用いただきやすい低床仕様のノンステップバス。

車両名称 J6(読み:ジェイシックス)
車長×車幅×車高 6,990mm×2,080mm×3,060mm
充電方式 CHAdeMO 対応
バッテリー容量 105.6kWh
乗車定員 都市型Ⅱ:29人
製品ページ

BYDジャパンについて

BYDは、1995 年にバッテリーメーカーとして中国・深圳で創業し、ITエレクトロニクス事業、自動車事業、新エネルギー事業、都市モビリティ事業をグローバルに展開。2005年にBYDの日本法人として設立したBYDジャパンは、電気バスをはじめとする電気自動車事業のほか、ソーラーパネルや産業用の蓄電システムなどの環境エネルギー事業を国内で展開。特に電気バスは、これまで日本国内に累計100 台超を納入しています。