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水素バス(燃料電池バス)の運行開始

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記者資料提供(2023年3月16日)
交通局自動車部市バス運輸サービス課、市バス車両課、営業推進課、環境局環境創造課

1.運行について

(1)概 要

 神戸市では、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を実現する上で、今後重要な役割を果たすことが期待されている「水素」に着目し、『水素スマートシティ神戸構想』を掲げ、様々な取り組みを推進しています。
 自動車の分野においても、水素を燃料とし、走行時に二酸化炭素や大気汚染物質などを排出しない燃料電池車両の普及促進を行っています。
 この取り組みの一環として、神戸市バスでは、令和5年度より、神戸市内では初めて、路線バスとして、水素バスの運行を開始します。
 また、水素バスの運行開始にあわせて、水素バスのお披露目イベントやキャンペーン、オリジナルトミカの発売を行います。


(2)運行開始日(予定)
 令和5年4月1日(土曜)

(3)運行路線(予定)

 ・ 7系統(神戸駅前~市民福祉交流センター前)
 ・ 新港町系統(三宮駅前~新港町)

(4)水素バスの特徴

 ・ 水素と空気中にある酸素の化学反応により発生する電気で、モーターを駆動させて走行するため、二酸化炭素等を排出しません。
 ・ モーターによる走行により、非常に静かで、騒音や振動が少ない快適な乗り心地となっています。
 ・ 高出力で大容量の電力を供給できるため、被災などによる停電時に、避難所などで電力を供給することが可能です。

(5)車両外観

 水素バスの車体は、海や空をイメージした青色を基調とした塗装です。
 FCバス画像
(6)主要諸元

車両

全長/全幅/全高  

10,525 / 2,490 / 3,350 mm

定員(座席+立席+運転士)

78 (22+55+1) 名

車両総重量

16,130 kg

モーター

最高出力

113 kW× 2(154 PS×2)

最大トルク

335 N・m× 2(34.2 kgf・m×2)

高圧水素タンク

公称使用圧力

70 MPa

タンク内容積

600 L

外部電源供給

システム

最高出力

9 kW

供給電力量

235 kWh


(7)関連ページ

・水素スマートシティ神戸構想
https://www.city.kobe.lg.jp/a36643/shise/kekaku/kikakuchosekyoku/energy/hydrogen/20190106040301.html

2.水素バスお披露目イベント

 運行開始に先立って、多くの方に水素バスを体感していただくため、NATURE STUDIO(7系統石井橋停留所最寄り)におきまして、車両展示と運転席の見学会を開催します。

(1)開催日時

 令和5年3月24日(金曜日)・25日(土曜日)10時~16時

(2)開催場所

 NATURE STUDIO(湊山小学校跡)
 〒652-0031 神戸市兵庫区雪御所町2-18

(3)実施内容

 水素バスの展示、運転席見学

3.水素バス「見つけて!撮って!」インスタキャンペーン

 まちなかで水素バスを見つけたら、写真に撮ってハッシュタグ「#水素バス神戸」を付けてインスタグラムに投稿して下さい。抽選でオリジナルトミカや、1日乗車券など、賞品が当たります。

(1)キャンペーン期間
 令和5年4月1日(土曜日)~5月31日(水曜日)

(2)参加方法
 ①水素バスを写真で撮る(注意事項)
 ②ハッシュタグ「#水素バス神戸」を付けてインスタグラムで投稿

(3)賞品(予定)

 ・オリジナルトミカ(水素バス) 5名
 ・市バス・地下鉄共通1日乗車券 5名
 ・オリジナルファイル(非売品) 10名

 ※詳しくは、神戸市交通局ホームページ(沿線NAVI)をご覧下さい(3月末更新予定)。
 撮影にあたっては、交通ルール、マナーを守って、他のお客様のご迷惑にならないようにご注意下さい。

4.オリジナルトミカ「水素バス(燃料電池バス)」の発売

 運行開始に間に合わせて、オリジナルトミカ「水素バス(燃料電池バス)」を制作しました。令和5年4月5日(水曜日)14時よりWeb申込での抽選販売を行います。販売期間・申込方法・販売価格など詳細は、本日付の記者提供資料「オリジナルトミカ「水素バス(燃料電池バス)」発売!」をご覧ください。