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地域の児童による自然環境保全グループ「ぴかりん隊」の活動報告第2弾 妙高高原駅に掲出。

イベント 2023-01-25
 妙高高原南小学校4年生によるぴかりん隊は、昨年6月から妙高高原地域の観光スポットなどで外来植物の駆除活動を定期的に行い、昨年夏に取りまとめた活動を妙高高原駅に掲出し、大きな手ごたえをつかんだそうです。
 それ以降、笹ヶ峰夢見平遊歩道で「遊歩道を守る会」の皆様と共に外来種オオハンゴン草の抜き取り作業を行ったことや、親子で火打山登山を行いながら、外来種繁殖を防ぐための取り組みを勉強してきたということで、それらを第2弾として取りまとめ,今年1月19日に再び掲出しました。

 妙高高原駅には多くの外国人観光客が乗降するので、掲出物の一部は日本語のほか、英語と韓国語での表記を行っており、外国人にも内容が伝わりやすくなっています。

 掲出に協力しながら見学していたオーストラリアからの観光客の方は、「素晴らしい活動だと思います。オーストラリアにも自然保護活動を行っている人がいらっしゃいますが、このように幼少期から取り組むことは大切なことだと思います!」と感想を話していました。

 妙高高原南小学校は今年度をもって閉校し、妙高高原北小学校と合併となります。
 閉校を前にした最後の学習成果発表会では、駅に置かれたノートなどを通じて大勢の皆様から励ましや応援の言葉をいただき、それらを励みに活動に取り組んだことを紹介し、大きな反響をいただいたそうです。

 ぴかりん隊メンバーの一人笹川 奏さんは、「火打山登山では外来種の種が広がらないため、登山道に種子を洗い流すための靴や足の洗い場があり驚いた。それを伝えたくて駅のポスターにまとめました。これからも、外来種の雑草を見つけたら積極的に抜くようにしたいです。」と話していました。
 また同じくメンバーの河越 陽菜多さんは「外来種が自然の生態系を壊すので、駅に掲出することで、より多くの人から知っていただくことができるし、ノートなどを置くと大勢の人から励ましの言葉をいただくことができて嬉しいです。」と目を輝かせながら話していました。

 その後隊員たちは、日ごろのお礼を込めて駅を清掃してくださいました。
  床にモップをかけたり、窓を拭いて、窓の桟もきれいにしてくださいました。






 駅にはぴかりん隊への励ましやエールを送るノートがあり、どなたでも感想や激励の言葉を書込みいただけます。手作りのステッカーなども置いてあります。
 ステッカーはご自由にお持ち帰りください。
 なお、 掲出は2月末までとなっています。