「九州佐賀国際空港最強説」って? 東京メトロ車内に中づり広告

有料記事

寿柳聡
[PR]

 《「九州佐賀国際空港」最強説》

 東京メトロの車内に登場した週刊誌のもののような中づり広告。いったい何が最強なのか。

 「そんな空港あったっけ」「架空の広告?」などと思った人もいるかも知れない。

 九州佐賀国際空港は佐賀空港(佐賀市)の愛称。国内は羽田便と成田便しかない空港だが、新型コロナ禍で運休中ながら中国の上海と西安、韓国のソウル、台湾の台北にも路線がある「国際空港」なのだ。

 中づり広告は、東京メトロの銀座線と丸ノ内線を除く全線の車両に、10月10~16日に登場した。佐賀県が東京メトロと一緒に実施している「大隈重信スタンプラリー」の広告が隣にある。

 中づり広告の《「九州佐賀国際空港」最強説》という大見出しの横には、「福岡も長崎も熊本も主要観光地に90分程度で行ける利便性」との説明に続き、「駐車場は年中無料」「佐賀のイケてるお土産のほぼ全てが空港で手に入る」など。空港公園には国産旅客機「YS―11」の100機目が展示されていることなども紹介されている。

 最も大きな文字でアピールし…

この記事は有料記事です。残り467文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません