山手線外回りの一部、1月7~8日運休 影響53万人 渋谷駅工事で

細沢礼輝
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 JR東日本は、渋谷駅で線路切り替え工事を実施するため、来年1月7日の始発から8日の終電までの2日間、山手線外回りの大崎―渋谷―池袋間を運休にすると発表した。約53万人に影響する見込み。

 外回り線は、運休区間以外の池袋―東京―大崎間も運転本数を通常ダイヤの3、4割ほどに減らし、10分に1本程度にする。内回り線の池袋―渋谷―大崎間は7割ほどに減らす。

 運休区間を並走する埼京線は一部区間で増発するが、JR東は混雑が予想されるとして、東京メトロなど他社線への振り替え輸送の利用を呼びかけている。

 線路切り替え工事は、渋谷駅で別々に分かれていた山手線外回りと内回りのホームを一つにするためのもの。年末年始と受験シーズンを避けて工事のスケジュールを組んだという。

 渋谷駅では2015年から大規模な改良工事が行われており、埼京線ホームを山手線ホームの隣に移す工事などが行われてきた。最終的な完成は27年度の見通し。(細沢礼輝)

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