西九州新幹線に「メイクアップを」 デザイナー水戸岡鋭治さんが構想

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加藤裕則
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 西九州新幹線「かもめ」の外観と内装を担当した工業デザイナーの水戸岡鋭治さん(75)は8日、佐賀県武雄市が催した大鉄道展で講演し、かもめの先頭車両に「化粧」を施すアイデアを明らかにした。話題づくりにもなるとし、「メイクアップ新幹線としてやっていきたい」と語った。

 水戸岡さんは1987年からJR九州と車両のデザインに関する仕事を始め、豪華寝台列車「ななつ星」やD&Sと呼ぶ観光列車の外観や内装を手がけている。講演で「デザインは知恵と情熱」と日頃の思いを語った。

 今回のかもめについて、ライトの周りを黒く塗り「アイシャドー」に見立て、先端に黒色のマークを添えて「鼻」にしたことを説明した。さらに、かもめのライトの上に「まつ毛」をつけ、口紅を塗った唇を入れたイラストも披露。「毎年、チャーミングなメイクアップ新幹線をやっていきたい」と語った。

 講演後、朝日新聞のインタビ…

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