大阪モノレールの大阪空港駅(大阪府豊中市)の改札口を出ると少し先に、充血した大きな目玉がいくつも描かれた自動販売機が目に飛び込んでくる。並ぶ商品は、目玉や指に、耳がずらり……。もちろん本物ではなく、チョコやクッキーで作られた菓子だ。でも、駅にこんな自販機を、なぜ設置したのだろうか。

拡大する写真・図版「中西怪奇菓子工房。」の自動販売機=2022年9月13日、大阪府豊中市、瀬戸口和秀撮影

 自販機は温度管理ができるタイプで、高さ約180センチ、幅約140センチ、奥行き約90センチ。9月中旬に自販機を訪れると、「目玉チョコレート」(500円)や「指クッキー」(600円)、「耳クッキー」(500円)、「指と目玉のセット」(900円)などの菓子が購入できた。ドリップコーヒー(700円)や、バッジ(400円)、エコバッグ(1200円)も販売していた。

拡大する写真・図版自動販売機で売られている目玉チョコレートと指クッキーのセット=2022年9月13日、大阪府豊中市、瀬戸口和秀撮影

 設置したのは、ナカニシア由ミ…

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