京阪神エリアの在来線、ほぼ通常運転 JR西日本 私鉄も運転再開
西田理人
JR西日本は20日、台風14号の影響で運転をとりやめていた京阪神エリアの在来線について、一部を除いて、始発から運転を再開すると発表した。山陽新幹線も通常運転を行う。一方、京阪神を発着する特急列車については、少なくとも昼ごろまで運転をとりやめる見込み。
JR西によると、湖西線(堅田~近江塩津駅)、姫新線(佐用~上月駅)、加古川線(西脇市~谷川駅)では始発から運転をとりやめる。また嵯峨野線(京都~園部駅)、JR宝塚線(大阪~新三田駅)では本数を減らして運転する。そのほかの路線は、おおむね通常通りという。
特急列車は、北陸と大阪方面を結ぶ「サンダーバード」や、南紀と大阪方面を結ぶ「くろしお」など、計117本を運休または区間運休する予定。
また、19日に一部で運転をとりやめていた京阪電鉄や近畿日本鉄道、南海電鉄なども、20日は始発から運転を再開するとしている。(西田理人)