台風14号接近、九州各地で鉄道運休 18日も始発から見合わせ多数

豊島鉄博
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 大型で猛烈な台風14号が九州に近づき、鉄道の運休が相次いでいる。

 JR九州は、宮崎―鹿児島中央間を走る「きりしま」などの特急列車を17日午後から夜にかけて順次運休させ、在来線も運行本数を減らす。18日は始発からすべての特急の運転を終日見合わせ。ほかにも鹿児島線佐世保線、日南線などで18日の始発や正午ごろから運休する予定だ。

 九州新幹線は、熊本―鹿児島中央間で18日の始発から、博多―熊本間で正午ごろから終日運転を見合わせる。山陽新幹線も広島―博多間で、19日の始発から運転を取りやめる可能性があるという。

 福岡市交通局は、市営地下鉄全線(空港線、箱崎線、七隈線)で19日の始発から運転を見合わせると発表した。台風が通過して安全が確認された後に運転を始める。台風の状況次第では、18日夕方以降も運転を見合わせる可能性があるという。

 西鉄は18日の始発から天神大牟田線の筑紫―大牟田間や、甘木線で運転を取りやめ、同日午前11時以降、西鉄福岡(天神)―筑紫間を走る普通列車や太宰府線、貝塚線も含めたすべての路線の運転を見合わせる。19日は始発から全路線が運休する。

 路線バスでも今後、台風の状況次第で計画運休を実施する可能性があるという。(豊島鉄博)

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