阪急の駅にマイボトル給水機 ペットボトル削減へ、期間限定で実験

瀬戸口和秀
[PR]

 阪急電鉄の駅構内にマイボトル専用の給水機を期間限定で設置する実証実験を、大阪府豊中市吹田市などが13日から始める。駅利用者にどれだけ利用されるかを検証し、課題も調べる。駅や商業施設などへの設置拡大につなげ、マイボトルの利用を促し、ペットボトルの削減を目指す。

 実証実験は、府県を越えて隣り合う四つの中核市の豊中、吹田、兵庫県西宮、尼崎の各市と、給水機のレンタル事業などを手がける「ウォータースタンド」(さいたま市)が、阪急電鉄の協力を得て実施する。

 阪急の岡町(豊中市)、北千里(吹田市)、西宮北口西宮市)、園田(尼崎市)の各駅の構内に13日~11月11日、水道直結式給水機を1台ずつ設ける。

 どれだけ利用されるかを検証し、ペットボトルや二酸化炭素の削減効果を推計する。有効性や課題の把握のため、駅利用者にアンケートもする。

 豊中市の担当者は「無料で給水ができるので、ぜひマイボトルを持ち歩いて利用してほしい」と話している。(瀬戸口和秀)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら