混雑避ける割安な通勤定期導入へ、通常時は値上げ JR東が来春から

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小川崇
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 JR東日本は6日、来春から通勤定期券を1~2%値上げする方針を明らかにした。代わりに、混雑しない時間帯にしか使えないものの10%程度安くした「オフピーク定期券」を導入し、ラッシュ時の混雑を解消するねらいだ。ピーク時に偏っている車両や人員を分散させることで、コスト削減にもつなげる。

 対象は首都圏の主要路線で、通学定期券は含まれない。値上げで定期券収入が増えないようにするという。JR東は「具体的な価格などはこれから検討する」としている。新幹線や特急などでは今春から、価格差を広げてピークをずらすための料金設定を導入している。

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