台風に備え最大級の警戒 鉄道は大半運休、阪急・大丸も開店繰り下げ

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【動画】台風11号が接近する長崎市野母崎地区=吉本美奈子撮影
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 台風11号の接近に伴い、九州・山口では6日始発から大半の鉄道が運転を見合わせるなど、最大級の警戒態勢をとっている。

 JR九州は在来線の多くの路線で5日夕から運転本数を減らし、午後9時ごろから運休した。6日は鹿児島線長崎線日豊線など大半の区間で始発から運転を見合わせ、日南線は終日運休する。特急列車も、「ソニック」(博多―大分・佐伯)や「かもめ」(博多―佐賀・長崎)などが始発から運休する予定。JR西日本山口県内の在来線の多くで始発から運転を見合わせる。

 山陽新幹線も博多―広島で6日始発から午後4時ごろまで運休する予定。九州新幹線は博多―熊本で始発から運転を見合わせ、熊本―鹿児島中央は本数を減らして運転するという。

 西鉄は全線で5日夜から順次運転を見合わせ、福岡市営地下鉄は6日の始発から運休する。市交通局によると、地下鉄全線の運休を事前に決めるのは初めてという。

 日本航空は5日、九州発着便を中心に80便以上を欠航し、6日も大幅に乱れる見込み。全日空は6日の長崎発羽田行きなど32便の欠航を決めた。

 商業施設にも影響が広がっており、博多駅に隣接するJR博多シティと博多阪急は6日の開店時間を午前10時から午後3時に、西鉄福岡(天神)駅に近い博多大丸も午前10時から午後2時にそれぞれ繰り下げる。

 子どもの安全確保のための臨…

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