JR四国が運賃値上げへ 高松―岡山で110円増、定期でも大幅に

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福家司
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 JR四国は26日、平均12・82%の運賃・料金値上げ案を発表した。2020年度に全路線が赤字に陥るなど厳しい経営状況の改善がねらいで、国の認可を得て来年春の実施をめざす。現行170円の初乗り運賃が190円になるほか、定期券は通勤28・14%、通学22・43%の大幅値上げになる。

 JR四国の運賃値上げは消費増税の時を除いて27年ぶり。国への申請通りなら年18億5千万円の増収になるが、それでも営業赤字は避けられないという。

 普通運賃は200キロまでの近・中距離で値上げし、平均は12・51%。50キロまでの近距離の特急料金も同時に値上げする。

 おもな区間では、高松―岡山の運賃が1550円から1660円に、高松―松山の運賃・特急料金(通常期指定席)が計6290円が計6690円になる。

 記者会見した西牧世博(にし…

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