全国に広がる「スマートバス停」 時刻表や運行情報リアルタイム表示

有料記事

座小田英史
[PR]

 安川電機系のシステム会社YEデジタル(北九州市)と西日本鉄道グループの西鉄エム・テック(福岡市)が開発した「スマートバス停」が全国に広がっている。液晶パネル時刻表や運行状況などをリアルタイムで表示する。2月末で青森から熊本までの17事業者が導入しており、今年度は20ほどが検討中だ。

 全国のバス停は約53万基あり、ほとんどは時刻表や運行ルートをボードや紙で示すものだ。ダイヤ改定時は深夜に一斉に貼り替える必要があり、事業者にとって負担となっていた。

 スマートバス停はネットでつながっており、時刻表などの情報をボタン一つで変更できる。外国語なども表示でき、急な運休などにも対応できる。

 2019年に商品化し、青森…

この記事は有料記事です。残り153文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
座小田英史
東京社会部|調査報道担当
専門・関心分野
財政、金融、公共事業、調査報道