京成の駅看板や車掌スイッチに囲まれて 鉄道旅の気分、ホテルで満喫

青山祥子
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 電車を眺望する客室で鉄道グッズに囲まれて鉄道旅の気分を満喫――。京成グループの千葉京成ホテル(千葉市中央区)は、「京成ホテルミラマーレ アネックス」(同)に京成電鉄の電車をテーマに装飾した客室「京成トレインルーム」を導入した。長引くコロナ禍で旅行や出張の需要が減る中、鉄道ファンや家族客にアピールする狙い。

 トレインルーム(約20平方メートル)は9月30日までの期間限定で、京成電鉄で実際に使った駅看板や車両部品などを展示。車両のドアを開閉する車掌スイッチや、電車に合図を送る合図灯などは触って操作できる。窓からの眺望は、千葉中央駅に停車した京成電鉄や新京成電鉄の車両を見下ろすトレインビューが広がる。

 運転士研修に使う京成線全線の運転席からの展望映像を収録したブルーレイディスクや、子ども用のプラレールや絵本、塗り絵セットを用意。今月31日までの特典で子どもに駅長などの制服を貸し出すサービスもある。同ホテルの長尾宗二シニアマネージャーは「ホテル滞在をゆっくり楽しんでもらえたら」と話す。

 1日1室限定で、宿泊料金は朝食と京成グッズ付きで1人9250円から(2名1室)。大人3人まで宿泊できる。予約はホテルのホームページ(https://www.miramare.co.jp別ウインドウで開きます)などで受け付ける。(青山祥子)

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