大阪メトロの運転士、駅で扉開け忘れ9人乗降できず 長堀鶴見緑地線
大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅(大阪市中央区)で21日午後9時25分ごろ、門真南行きの列車(4両編成)の運転士(52)が扉を開けるボタンを押し忘れ、計9人が乗り降りできなくなるトラブルがあった。同社が22日発表した。
長堀鶴見緑地線はワンマン運転。同社によると、運転士は駅に停車後、扉を開け、モニターで乗降客を確認してから扉を閉める仕組み。運転士は同社の聞き取りに対し「開けたつもりだった」と話しているという。
大阪メトロでは2年前も御堂筋線で同様のトラブルがあった。広報担当者は「お客さまにご迷惑をおかけしたことをおわびします。全乗務員に周知し、基本動作の徹底を指導します」としている。