不発弾処理でJR大阪-高槻間など運休 7月24日正午から

高井里佳子
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 JR西日本は16日、大阪府吹田市南吹田3丁目の工事現場で見つかった不発弾の処理にともない、7月24日正午ごろから、京都線の高槻―大阪間とおおさか東線新大阪―放出間で、すべての電車の運転を取りやめる、と発表した。運休は約3時間を見込むが、作業状況によっては、さらに長引く可能性があるという。

 JR西によると、この影響で、琵琶湖線、京都線、神戸線では米原―姫路間の新快速も運休する。特急のサンダーバードやこうのとり、スーパーはくと、はるかも一部区間で運休する。

 不発弾は戦時中に投下されたとみられる米国製の1トン爆弾(長さ180センチ、直径60センチ)で、陸上自衛隊が7月24日正午から現地で信管除去などの処理にあたる。市は当日、JR線の敷地を含む半径約300メートルを警戒区域とし、約950世帯約2千人に避難を求める。(高井里佳子)

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