横浜・秋田・熊本…余生を過ごす「青ガエル」たち 赤くなって帰郷も

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小川崇
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 緑色で丸っこい見た目から、「青ガエル」の愛称で知られた東急電鉄の旧5000系。6年前に現役を引退した後も各地で保存され、鉄道ファンや市民らに愛され続けている。このうち「赤ガエル」に姿を変えた1両が先月下旬、66年ぶりにふるさとに戻った。

 青ガエルは、「東急車両製造」が1950年代に105両を製造し、東急電鉄の主力車両として活躍した。航空機の技術が活用され、国内の車両軽量化の草分けとされている。86年に東急の路線から引退した後も、2016年まで地方の私鉄で運行してきた。

 長野県内を走る長野電鉄でも…

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