JR北海道社長に綿貫副社長が昇格 島田社長は会長に

松本真弥
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 政府は20日の閣議で、JR北海道の新社長に綿貫泰之副社長を昇格させる人事案を了解した。退任する現社長の島田修氏は、代表権を持つ会長に就く。社長交代は約8年ぶり。

 6月の株主総会と国土交通相の認可を経て、正式に就任する。綿貫、島田両氏はJR北海道の生え抜き。会長職にはこれまで3代続けて、JR東日本出身者が就いていた。

 島田氏は2014年に社長に就任した。北海道新幹線の新青森―新函館北斗間の開業に尽力し、赤字が続くローカル線の見直しも進めた。(松本真弥)

 綿貫 泰之氏(わたぬき・やすゆき)北大卒。85年旧国鉄入社、87年の民営化でJR北海道に移り、20年6月から副社長。60歳。6月17日就任。

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