2年待った観光列車、宗谷線を走る 停車駅では特製弁当や地場産品

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本田大次郎
【動画】観光列車「花たび そうや」が、宗谷線を初めて走った=本田大次郎撮影
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 新型コロナの感染拡大で、スタートが2年先延ばしになったJR北海道観光列車「花たび そうや」が14日、初めて宗谷線を走った。旭川駅から稚内駅までの259キロ、6時間の旅を約80人の乗客が楽しんだ。

 車両は広大な大地をイメージした「山明」号と、海や雪の結晶をモチーフにした「紫水」号を使う。車内が密になることを避けるため、2両の間に「流氷の恵み」号を連結し、フリースペースとして活用する。

 途中の12駅におおむね5~10分停車する。多くの駅では地元の人たちが乗客を出迎えたり、地元食材を使った特製弁当や地場産品を販売したりする。14日から6月5日までの毎週末、2日かけて旭川―稚内間を往復する。

 「花たび そうや」は宗谷線の活性化のため企画された。初運行は当初、2020年5~6月を予定し、地元も準備を進めていたが、新型コロナの感染拡大で中止に。21年も運行初日の前日に、やはり新型コロナのため再び全面運休となった。

 それだけに初運行となった1…

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