開業時のレール、1個4千円で販売 創立50周年で初 北総鉄道

三嶋伸一
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 千葉県北総鉄道(本社・鎌ケ谷市)は10日、1979年の1期線開業時に敷設されたレールを短く切って作った「記念レール」を発売した。新鎌ケ谷駅近くに残っていた当時のレールを2月に取りかえたことから、会社創立50周年記念として販売することにした。実際使っていたレールの販売は同社では初めてという。

 記念レールは取り外したレールを長さ1センチずつに切断、加工したもので、高さ約15センチ、幅約13センチ、重さ約450グラム。レール上面に当たる部分は長年、車輪が通ったことで丸く削られているのが特徴。開業当時にはまだ新鎌ケ谷駅はなく、信号所しかなかったという。

 桐(きり)箱入りで入場券仕様の説明文が付く。1個4千円(税込み)で、東松戸と新鎌ケ谷、千葉ニュータウン中央各駅の改札窓口で販売する。問い合わせは同鉄道営業課(047・445・1901)。(三嶋伸一)

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