山手線車両に黄色のスプレーで落書き 容疑のラッパー「記憶がない」
増山祐史
JR山手線の車両に落書きをしたなどとして、警視庁は、東京都豊島区の自営業の男(42)を器物損壊と建造物損壊の疑いで逮捕したと27日発表した。男はラッパーとして活動しているといい、調べに対し「酒に酔っていたと思うので当時の記憶はなく、私がやったことなのか分かりません」と話しているという。
池袋署によると、男は3月25日午前0時35分ごろ、山手線の目白―池袋駅間を走行中の電車内で、連結部分の扉に黄色のスプレーで縦160センチ、横90センチの落書きをした疑いがある。約5分後には、降車したJR池袋駅構内の壁にも同じスプレーを使って縦140センチ、横190センチの落書きをした疑いもある。車両の扉の修復には、約8万4千円がかかったという。
車内の点検作業をしていたJ…