「懐かしの地下鉄に会いたい」利用者が要望 黄電再登場へ資金募る
山下寛久
【愛知】開業以来40年以上にわたって「黄電」の名で親しまれた名古屋市営地下鉄の黄色い電車が、8月にラッピング車両として再登場する。発足100周年となる名古屋市交通局の記念事業の一環だ。コロナ禍の乗客減で厳しい経営が続くため、6月末までクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。
交通局によると、「黄電」は1957年、東山線の名古屋―栄町(現・栄)駅間で開業したときに登場した。地元出身の画家杉本健吉(故人)が、地下でも明るく見え、地上の景色にも映える色として「ウィンザーイエロー」を選んだ。
名城線でも開業時から、黄色…
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